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最新宇宙望遠鏡!ジェイムス・ウェッブ宇宙望遠鏡

アメリカ航空宇宙局(NASA), ヨーロ ッパ宇宙機関(ESA), カナダ宇宙庁  (CSA) などが共同で開発したジェイムズ・ウェ ップ宇宙望遠鏡による最初の観測画像が公開されました。


観測画像はとても美しく、 解像度が高いもので、世界中の研究者を驚嘆させました!

最初の観測からハッブル宇宙望遠鏡をこえる画像が公開され、世界中の研究者を驚かせてます!

ジェームズウエッブ宇宙望遠鏡が観測した画像

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は30年以上にわたり観測をつづけてきたハッ ブル宇宙望遠鏡の後継機です!

口径2.4メー トルのハッブル宇宙望遠鏡よりも大きな 口径6.5メートルの巨大な主鏡をそなえ ています。

ただし、ハッブル宇宙望遠鏡の主鏡が一枚の鏡で構成される単一鏡であるのに対し, ジェイムズ・ウェッブ宇宙 望遠鏡の主鏡は六角形の鏡を18枚組み合わせた分割鏡を採用しています。

近年の天文学では赤外線による観測の重要度がましています。

遠方の天体を観測するには赤外線観測が欠かせないからです。

宇宙は誕生以来、 ずっと膨張しつづけており, 遠くにある天体ほど, 宇宙膨張の影響を受けて光の波長が引きのばされる赤方偏移がおきます。

この影響で、天体から放出された可視光線が地球に届くころには赤外線になってしまうので、より遠くの天体をとらえるには赤外線で観測す る必要があります。

宇宙では遠くを見ることは過去のようすを見ることになります。

大口径の赤外線望 遠鏡であるジェイムズ・ウェッブ宇宙望 遠鏡は初期宇宙に存在した天体からの光をとらえるにはうってつけになります。また, ちりが多い場所は可視光線では観測できないが、赤外線はちりを通り抜けるために, くわしく観測することができます。

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡では、 初期宇宙だけでなく、 ちりの多い銀河の中心領域や銀河の集まる領域、星形成領域、惑星形成領域、さらに温度の低い終末期の星、系外惑星なども重要な観測対象になっています。

■まとめ

ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡では、遠くの宇宙を観測可能。

宇宙は、膨張し続けてる。

初期宇宙を観測するには、遠くの宇宙を観測する必要があり、ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡は、初期宇宙などの観測に期待されてる。

■ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡の画像


参考資料
2022 10月号 Newton

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