ラジオのメールで心がけてること
普段僕は霜降り明星のオールナイトニッポンを聴いていなくて、こないだのバウバウ結婚発表で初めて聴いたほどなんですが、なんかパクリ騒動が出ているみたいですね。まだどの職人がパクったとかで袋叩きになってないあたり、この界隈はまだ優しい人の集まりなんだなあと感じてますが。
パクリ騒動が出るたびに、気を引き締めなおしてる気がします。
人気番組になればなるほど同じことを考えている人は増えるだろうし、同じ番組ではないにせよ、どこかで誰かが送った内容のメールを図らずも送っているのかもと考えてしまいます。
さて、そんな僕が心がけていることはというと、とにかく「自分が思っていることや考えていることを率直に書くこと」の1つに尽きます。
少なくとも周りの人や情報に振り回されず、自分の中にあるものをストレートに出すだけで、パクリと呼ばれるようなメールになる確率をガクンと減らせます。
特に調べたことを送るタイプのメールでは、原文の内容に添えて自分の感想も入れたり、長い原文だったら読みやすい文章に要約したりして、ネット情報の横流しにならないように心がけてます。
コーナーに送るネタメールにしても、SNSでバズってるようなネタを送ることはしてません。というか、送って読まれたとしても、ネタを作ってるのが自分ではなく他の誰かということは自分が理解してるだろうし、それを理解してる時点で「自分が面白いと思われたい」「自分のネタでパーソナリティ、スタッフ、リスナーを笑わせたい」という承認欲求は満たせないので、自分の中で「誰かがウケたネタを送る」という行為は、キーボードを打つための無駄なカロリーと時間を消費するだけの行為としか思えないです。
ただ、番組の流れで生まれたノリに便乗させてもらうことはあります。(それで叩かれだしたら終わりな気がしなくもないですが)
特に山添さんの絆変換や、マヂラブさんのエールなんかは「このノリの中で使われてないネタは何だろう」「このノリで自分にしか書けないネタを作りたい」というマインドで送ってます。
だから、ノリに便乗することなく、むしろノリを作り出してる側の人って本当にすごいなと尊敬しています。
難しいのは、最初から聞いていなくて、過去にどんなメールが読まれたのか分からない時ですね。アーカイブで遡れることがあっても、アーカイブを遡ることで「このネタ送られてる!あれもだ!もう選択肢がない!」と八方ふさがりになって手が止まりそうなので、メール内容を確認するという目的で遡ることはやってません。
そういう時は、新参者だと割り切って、バカなふりをして思いついたことをいつものように送ってます。
スタッフさんや作家の人も「このネタ被ってるけど多分最近聞き始めた人だろうな」と思って採用しないでくれるので、堅苦しいことはそこでは考えないです。
要するに、他人のネタを丸々パクるというのは論外ですが、とにかく自分が思ったこと、考えたネタ、調べてみたこと、感じたことを素直に送っていけば、いつか読まれる日は来るはずです。
読まれたくても読まれない人も、地道に自分の気持ちを送り続けてください。むしろ、他人のネタをパクった時、あなたの手は汚れてしまい、ゴールに一生届かなくなると思ってください。
僕はこれからも、自分にしかない面白い何かが出ることを信じて、メール投稿頑張ります。
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