いらない!

久しぶりにビールを飲んで、不味いなぁと。
昔はメンソールを吸う様になったらタバコなんていらないよ!なんて言ってたのに、今はメンソールしか吸えなかったり。そのタバコだって単なる癖で、実はいらないなぁとは思っている。

時間は限られていて、生きてる間に何を成したか?なんて言われても困るんだけどさ。
少なくとも僕はつまらない講義を聞かされる時間は嫌いだったなあ。
そんな時間に教室に向かわずに、誰もいない場所でタバコを覚えた。だから癖にはノスタルジーがあるのかもしれない。

送り手が送り出した物を、受け取った誰かがどう受け取るかは、受け取り手の自由。そこに御託を並べるのこそダサいんだよ。

ただね、送り手が主義主張を変える理由も無い。
自分の楽しさや好きからしか発信なんて出来ないんだと思っている。作り出されたものがどんなに歪であろうとも、それが送り手の個性だと思う。

あるのは、合う合わないの問題だけだろう。
感想というものを考える時、いつもそれを頭に置いている。相手の個性や魂の叫びを否定する人間は何様かと思うから。送り手も受け取り手も種々様々なんだから、語るなら如何に自分には合わなかったかしかなかろうよ。それだって合わない事を否定に変える理由が無い。

いや、何か自分が否定されたとかじゃないんよ💦
何か嫌な感想があったとかでも無いから!
ちょいと読んだ偉い方の文章にノスタルジーのスイッチを押された感覚。

ただそれだって、その偉い方はきっとその感覚のジャッジで偉くなったのだろうから、否定は出来ない。
否定する事から何か生まれるとは、今だにあまり思えないんだよね。

自分に合わない講義を、つまらないとしか表現出来なくてタバコを吸っていたあの頃から、あんま何も変わらない。感想とは他人を否定して、蔑んで、見下す事では無いんだなあ。芽を摘む人間にはなりたくない。

そんな事をちらほら思ってみた時間。
自分にはいらない!
あくまで、その自分にとってでしか無いでしょ?
少なくともそれを作り出した人間には、それはきっと必要なんだから。


マブ

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