過去の時間や思い出は美しいまま止まるから、今ある発想を押し進めた方がいい。

ほんの1年前でさえ過去は過去。
美しい思い出のインパクトが強ければ強いほど
あの時が最高だったと思い浸る。

浸ってみてその最強で最高な断片を取り戻して触ってみても、、同じ感動は帰って来なかったりする。

昔好きだった映画
昔夢中になったゲーム
昔待ちきれなかった漫画

この女しかいないと信じた恋愛

今この手に残るものの、なんと少ない事か。

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何だ?この書き出しわ?
TOKYO 3amが始まったか?
いや、いつものコラムです(笑)

よくあるじゃない?
昔は良かった症候群。

これに関しては自分はメチャクチャあった。
あったから分かるけど、その時の自分の持ち合わせている世界や情報なんかが、少なければ少ないほど希少性が増す。

未熟と言えば、それまで。
世界が狭いと言えば、その通り。

それは少年期から大人に変わっていく時代そのもので、目に映る全てや体験する事に新鮮があるという事なんだよね。

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スターウォーズって映画は大好きなんよ。

ロボットが飛び回る作品より、色んなタイプの宇宙船が飛び回る方がしっくりした。
人間が動かせるかも?ってイメージがあるものが、自分との距離感を狭めてくれる。

やっぱどこか親近感。
自分にはこれが鍵としてある。

もう終わったストーリーが新しく始まって賛否両論の嵐が全世界で巻き上がった。

僕はと言えば、、
またスターウォーズが見られる!
やったあー!
以上!だったんだよね(笑)

作り方や世界が進む方向ってのはあるんだけど
望まれない未来があるってのも、ある意味リアル。

特にあれだけ世界観が広ければ、何があってもおかしくない気がするんだよね。
様々な人種や生態系があるんだからさ。

勿論、ユーザーが望む未来や
進んでほしい想定はあるんだ。

ただ世界はそんなに優しくない顔も持っている。

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ep7〜ep9はどちらかと言えば、暗い。
訪れている筈だった未来には届いてはいない。

ep4やep6のエンディングから想像した明るい未来にはなってない。

個人的には、よく分かるなあーと思って見ていた。
切り口や作り方の問題はあるんだけど、こうなるよなあーと思えた。

昔の時代のヒーローは全てにおいてヒーローでは無かった。

でもこれってリアルだよね。
強い戦士が良い政治家や指導者になれるとは限らない。
前の時代の主人公たちが活躍の中で死すとは
誰も言い切れない。

歴史劇という形で続編を作る難しさだよなあ。
ユーザーだって出るって聞いたら、活躍を期待するもん!

新しい主人公たちが全く違うテイストであるのも、映画上の時代の背景が違えば当然になる。

僕がよく言う昭和と平成•令和への変化と同じ。
だから、やっぱ親近感があるから入り込めちゃう。

どんなストーリーであっても
スターウォーズはいいなあ!
僕にあった感想はこれだったなあ。

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また新しいスターウォーズ映画が出来るんだってね?
また今回も出来る前から色々物議を醸してるね。

僕はまた楽しみに映画館に行っちゃう!

最初に見たスターウォーズは今見ると確かにちゃちく見える。

だからアッパー版が作られていく。

今ちゃちく見えても初めて見た時は感動したろ?
引き込まれてのめり込んだろ?

でもさ
今作られてる作品だって、そこが初めての世代が確かにいる。

そんな中にだって同じ感動を覚える人だっている。

積み重ねる事を忘れないようにしなくちゃ!
僕が実はスターウォーズを見ていつも思う事。

初めて見た衝撃の色は世界の全てじゃない。
そこから繋がる今を生み出す難しさ。

大事なのは過去のクリエィションに立ち止まらない事。

まあースターウォーズの場合は、ちょい現代に寄り添い過ぎてるきらいはあるんだけどね。

それでも新しい物を否定したって仕方ない。
新しさの中から、次の新しいは作られるんだから。

思い出はいつまでも美しい。
だって美しいまま止まるから。
生きてる人間は止まらない。
だって心臓は動き続けるから。

新しさの中に鮮烈な美しさを捜す。
そこにまた新しい感動はあるよ。

そんな手の平に残る
ほんの少しの新しい思い出。

それが人生を華やかにする気がするんだよ。


マブ

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