誰が馬鹿にしてもいいんだけどさ、本当だから仕方ないやん。

僕は格闘ゲームが無かったら死んでた思うんだよね。
ゲーセンって場所があって、格闘ゲームがあって、折れそうな心を繋ぎ止められた。

子供じみてると言われても仕方がない!

あの瞬間
読み合い
刹那の判断
自キャラへの信頼

んなもんが混ざり合って周りとの絆が生まれてた。

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昭和は嫌いだ。
金と暴力と男の欲望に泣く女。
そんなイメージだし、そうだった気がする。

北斗の拳はある意味リアルがあるのかもしれないが、とにかく暗い!悲しい!

悲しいを美しいと言うなー!
これが気に食わなかったんだ。

ガンダムもそうなんだが、未来に悲観的過ぎる事を僕は嫌うんだ。

大人になると人間はダメになる。

そんなメッセージを示して
子供はどうして生きたいと思うんだ?

ガンダムに乗ればいいのか?
北斗神拳を身に付ければいいのか?
はたまた聖闘士になるか?

悲しいから救いがいる!
ヒーローは救う人!
宗教か!?

手の届かない絵空事だけで、鉄壁のリアリティしかない日常を超えてけんのかよ?

女は男の慰み者でしかないのか?
そんな憤りを何故か持っていたのは
僕が女性を好きだからだと思ってる。

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2D格闘で女性キャラは使わなかった。
3D格闘になってからだなあ。
どこかリアリティのある
質量と厚みのある女性が格闘技を見せてくれる。
現実ではあり得ないんだろうが
屈強な男を薙ぎ倒していく。

そのifのリアルがゲーセンって場所にはあって
格闘ゲームさえ男のジャンルに見えてたのに
強い女性プレイヤーが連勝してくれたりする。

昭和のイメージビジュアルは
平成に発展した格闘ゲームに破壊された。
格闘ゲームは確実に新しい時代にあった。

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「月に濡れる。」の松方澪は完全に理想の格闘ゲーム女性キャラクターだと思う。

鉄拳にいても霞まない個性がテーマだった。

だから勢いで現れたクセに、手放せなくなって次作にもいる。

「まほろば隠れ人」での澪はまた違う感覚なんだけど、ちょっと無表情で現れる。

で、今回は周りの女たちとの絆を持っている。

だから同時に平成に仲の良かった女性プレイヤーたちの姿も持っている。

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格闘ゲームにストーリーは必要だ。
ただジャンルとしてナンバリングを上げていくたびに、物語を続けていくのは難しい事だと思ってる。

僕にある格闘ゲームは
バーチャファイター3tbまでと
餓狼伝説•龍虎の拳•KOF
そして最大に鉄拳だ。

人気が無ければ続編が出ない
インカムが低ければ続編が作れない。
非常に難しい媒体で生き残る為にも
物語は無くてはならない。
ただ先が語れるとも限らない。

綱渡りでも製作陣は願いを込める。
プレイの快感と物語の引きを使って
最高のエンタメを作り出そうとする。

昭和には無かったジャンルが格闘ゲームだ。

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当初は北斗の拳やドラゴンボールのエッセンスから始まっているんだろうけど、新しいジャンルは時代を跨ぐからこそブラッシュアップを見込める。

KOFや鉄拳は見事に昭和をアップデートして
平成と令和を生き抜いて見せている。

個人的にはバーチャファイターにSNK作品の物語性を載せたのが鉄拳だと感じている。

鉄拳8、口が塞がらない。
初期キャラクターの選抜要因に頭が下がる。
どこまで考えていくんだろうクリエイターわ!

実はあまり人気なのでストリートファイター6を触ってみたんだが、、、自分にはパズルゲームの様に感じていけなかった。

ストリートファイターは毎回遊びはするが、自分にはいつもハマらない。残念だと思う。

鉄拳8も自分が大人になったからか、当初は期待していなかった。
目を悪くしてからは対戦はしなくなり、オフラインで楽しんでいたのもあり、自分にとっての鉄拳は7で終わった気分になっていた。

だが!動きだすのを見てしまえば!
この快感と湧き出すアドレナリンに逆らえなくなる。
この快感を伝えたくて作品は作られるんだ。

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平成に僕は物を書き始めた。
頭の中には格闘ゲームのキャラクターたちがいた。
ステージ間を埋める様に物語を紡いだ。
そこから創作は始まった。

勝っても負けても次作には居てくれよ!
物語上のシナリオで退場が意味を持たなければ、彼らの物語も終わらない。
それが格闘ゲームに明確に提示される事。

それを前提にしたジャンルは、映画や小説と
同じ存在感を持つじゃないか。

その上で勝ち負けがある。
勝ち上がる事で各キャラクターの物語は進む。
これを作品全体のパッケージストーリーとして
あまり破綻しない様に次作に繋ぐ。

この構造に僕は魅せられたんだ。

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ちょ!おま!
しばらく休むって昨日言ったよなあ!💢

ま、待って!
あれから一睡もせず、片付けたい作業はやってるから!💦

まあ、思考の整理であり
先に進む為の準備をしてるのです。

その中でやっぱり自分は
格闘ゲームがあったから生きてこれたし
明るくないと、笑ってないとダメだなあーと思ったし
物を作ろうと思えたんだなぁと再確認出来たんで、
ちょいメモをと思ったら長くなって、、、

折角だから公開しようかと(笑)

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平成。
格闘ゲームと音楽が僕の燃料だった。
ゲームミュージックにも救われてきた。

令和。
そんな感覚が乗っかる時代劇を作る。
何故戦ってる物語なのか?
格闘ゲームだからだよ。

ただ物語なんで、もっちょいは踏み込む。
戦わなくてもいいんじゃない?
にも立ち向かう!

それが「まほろば隠れ人」だよ。

そこまで来て今まで裏ストーリーなんて言ってたのが馬鹿馬鹿しくなったので、舞台背景は早目に公開しようと決めた。

誰が何をしようとしているのを知らずに、勇也や澪が挑んでいくのかを。

本作の敵は
淀殿、豊臣秀頼と呼ばれる少年、真田信繁、猿飛佐助率いる甲賀妖術忍。

迎え打つは柳生宗矩率いる隠れ人と服部半蔵率いる伊賀忍軍。そして江戸の名もなき人々。

江戸繁栄を阻止せんとする陰謀に市井の者である
勇也や澪は立ち向かっていく。

格闘ゲームの気持ち良さを、この作品にのっけたい!

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🙏ごめん🙏
めっちゃ長かったわ💦


マブ

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