チャンスにワクワクできること

「ココイチ」のフランチャイズ店で働く22歳のアルバイトが社長に抜擢(ばってき)されたと言うニュースを見ました。

高校1年生の15歳の時からアルバイトを始めて、7年目の抜擢です。

本人の お店での映像がありました。

大きな声 で堂々としています。 とても 自然で気持ちの良い 笑顔 です。

それもそのはず、 なんと彼女は、19歳の時に全国のココイチで当時15人しかいなかった「接客のスペシャリスト」に認定される実力の持ち主とのこと。現場では教育係も務めていたとのことです。

2年前に、今の社長から、自分の後継者になって欲しいと打診をされた時、「『はい、ぜひ』って即答しました。高卒であまり勉強も運動もこれといって取りえがなくて、そんな私にビッグなチャンスが来て、不思議とワクワクする気持ちがとても強くて」と仰っています。

ふとイタリアのACミランで10番を背負うことになった本田圭佑選手の記者会見でのインタビューを思い出しました。

記者からの「ACミランで10番を背負うことに対して怯むことはなかったのか?」と言う質問に対して「自分の中のリトルホンダが言うんだ。なぜ、ACミランで10番を背負うチャンスがあるのにそれを自分から手放す理由があるか?」と。

人には2種類の人がいますが、大きなチャンスに対してワクワクできる。
これって一つの才能なんだろうと思いました。


2年前から経営の勉強をしてきたとのことですが、従業員400人以上を抱える年商約20億円の会社を率いることになります。いろいろ大変なことが起きるに違いありません。

ですが、彼女はこう言っています。

「私が一番楽しんで働いていれば皆も楽しんで働いてくれるんじゃないかなと思うので、やっぱりずっと現場に入り続けて、一緒に働いて一緒に楽しんでというのは続けようと思っています」

現場でスタッフと一緒に働きながら、社長が務まるのか、という不安はあります。
今、多くの企業で管理職になりたくない若手が増えていますが、その理由は「偉くなると忙しそう、辛そうだから」です。
社長が笑顔で楽しく働いていたら、社員もアルバイトもみんなも長く楽しく働けるかもしれないという期待も感じました。


”仕事が楽しければ人生が楽しい! ”
”毎日の仕事をもっと面白く! 働く職場を居心地の良い場所にする!”

私が掲げている上記のビジョンとも共通するので、是非、彼女には頑張って欲しいと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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