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虚構を楽しむ街

東京は、建前でできた虚構を楽しむ街
本質や真実を求めようとすると、反感をくらう

それは、ディズニーランドへ行って、ミッキーの中身を指摘しているようなもの。
パークの真ん中で「あの中には人が入ってるよ」なんていっても、反感をくらうだけ

その、虚構の中ででしか味わえないエキサイティングでスリリングな体験がそこにはあるし、その空間を駆け抜けていく爽快さはやっぱり面白いと思う


この特別な場所で、いろいろな人が、いろいろな特別な人生を送っている

道を歩いているときは、無表情で集団に紛れて個性など微塵も感じられなかったけど、noteでいろんな人の上京のはなしを読んでいると、あの無個性の集団の中にもたくさんのカラフルな物語があったんだ、と愛おしくなっている。

離れてから感じられる、愛おしさ。
でも、また戻ってしまったら、あの無個性の集団に呑み込まれて、この胸の熱くなる愛おしさは感じられなくなるのかもしれない。

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