エッセイ[メジロの巣立ち]
今年も、メジロの親鳥が雛鳥を連れて来ました。
生憎の霧雨が降る肌寒い日でした。
やはり雛鳥は、親鳥に比べて尾羽根が短く、全体に小さくて
幼い姿が可愛いのです。
霧雨に打たれ寒そうにしながら親が餌を運んでくれるのを待って居ます。
フワフワのお饅頭のような可愛いメジロの雛鳥🐥🐥🐥三兄弟が身を寄せ合って暖をとっている様子です。👇
一応、雛鳥は羽毛に包まれて暖かそうですが、雨に打たれ過ぎると体温が
下がって生きられません。
巣立ち前までは巣の中で親鳥が羽を広げて守っています。
ずぶ濡れで餌を探しに来る親鳥を見ると涙が出そうです。
雨の降る日の巣立ちは心配です。
親鳥に導かれて賑やかに鈴を振るような鳴き声が聞こえるとカメラを
取りに走ります。
メジロは平均3羽の雛🐥を連れて来ます。
雛鳥は親鳥の後を懸命に追い餌を貰います。
メジロも含めて野鳥の親離れ、子離れは早いです。
一度巣立ちした雛鳥は、親が面倒を見るのは数時間です。
其の後、親鳥は次の子孫を産み出し子育てに入ります。
メジロも最長8月頃まで、春から夏まで抱卵、子育てをするようです。
その間、大型鳥に襲われたり台風で巣が飛ばされたりと厳しい自然から
難を逃れて生き残りを図るのでしょうね。
こんなに小さく体重10グラムの小鳥が愛しいですね。
スズメの体重は25gから30g、メジロの雛鳥は8g程でしょうか。
何だか、スズメが威圧的に見えます。
季節の花2種です👇
御覧頂けまして嬉しいです🤗
有り難う御座います。