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My 創作俳句

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人の集まりが苦手ですので歳時記を師匠に独自の思いで作句しています。 noteで勉強させて頂いてます。
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#秋の蝶

【俳句】秋の蝶/四句

🦋青空の雲に溶け込む秋の蝶 蝶も種類によって様々な形で冬越しをします。 秋も終わりになると羽もボロボロ、40%は失った状態でも 子孫を残す為に産卵を繰り返し、最期は地に落ちて消えて逝きます。 🦋秋蝶や付かず離れず縺れ飛ぶ 色褪せてボロボ蝶に成リながらも産卵します。幼虫に成った子は 大急ぎで食草をせっせと食べ晩秋には時間を掛けて蛹に変身します。 でもね、漸く蛹に成っても「あぁ~無情」小鳥がちょいと啄んで 胃袋に入れてしまいます。 又、アゲハチョウには[ヤドリバエ]や[コ

【俳句】秋/アサギマダラの話

✒【藤袴アサギマダラの影ひとつ】 八ケ岳では初夏から夏の終わり、時には秋半ばまで身近に 見かける浅葱斑。 羽根を広げれば10㎝前後の蝶が日本列島を縦断、 さらに南の沖縄や台湾や香港まで2500キロ以上の旅をするのですね。 この蝶が兵庫県の我が家の庭に藤袴を植えて数年、 2020年に飛来してくれました。 同じ地域でも毎年、噂は聞くのですが我が家は以降避けられております。 羽化したてだったのか元気が良くて、この写真1枚、 止まった所を何とか撮影したものです。 幼虫の食草