見出し画像

波を読む〜株とサーフィン〜(2024/5/19)一週間の振り返り

湘南はシーガルのシーズンに突入し、ウェットも軽く、サーフィンが楽しめる季節となりました。体調不良のため、海へ入れずだったので、来週は、楽しみたいと思います。

⚫︎決算の動向
決算も折り返しとなりました。米国の決算を見ると比較的に良い傾向でした。一方、金利の影響がガイダンスに影響を与えている状況が確認できたのではないでしょうか。日本の決算は円安で輸出銘柄で伸びが確認できたものの同じくガイダンスがよくない状況でした。

⚫︎米国債券
米国や世界各国の金利政策は高く、これから利下げへ向かうところですが、外国通貨では銀行や債券を購入することで、それなりの金利がつくので、株への資金のシフトは、まだゆっくりなのでしょう。

⚫︎米国景気
米国株はPPI、CPIが予想通りであったこと、インフレ低下が確認されたわけではありませんが、予想を上回らなかったことが好感され、上昇しました。エネルギー価格と賃貸が高いところに懸念が残りますが、エネルギーは原油価格の低下が見込まれているので、今月の数字からは先行き良好と言えるでしょう。

⚫︎日本株
日本株は、大手銘柄は高い水準まで来ているので、上値が重い展開となってます。それを上回るガイダンスが示されていないところは気になります。一方、自社株買いも見られるので、株価を支えていると言えるのかも知れません。米国経済の動向から、円高ドル安となりましたので、落ち着きを取り戻すことに期待したいです。

⚫︎今後について
来週、米国ではNvidiaの決算があり、期待が高いので、結果しだいでは、乱高下するでしょう。問題ないと判断されれば、半導体全般的に買われるのかも知れません。今年は、米国大統領選のため、過去の統計より、選挙前に米国株は下げる場面はあるようですが、年末には高値で終わるのがアノマリーとしてあるので、シナリオどおりに、進んでいるのかも知れません。日本株は、自社株買い、株式分割など、改革など見られ、新NISAによる資金流入が続くこともありますが、海外投資家が中心なので、しばらくは出遅れ銘柄の物色があるのかも知れません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?