え~、また?
とある予備校生が起きてきて、もともと色の白い若者なのに、今朝はすっかり青ざめている。
わたし:どうしたん?
とある予備校生:いやあ、昨日全然眠れんかった。
わたし:ふうん。昨日そう言えば、南海トラフ地震について、やたらにしゃ
べってたもんね😊😊?
とある予備校生:や、それじゃなくてさ、・・・
とある予備校生、昨日のお昼は、高校の時の友達に誘われて、予備校の近くに食べに行ったらしい。”高校の時の友達”とは、予備校生の部活の同級生のキャプテンくん。今は地元の大学に通っている。
予備校生は、予備校生が予備校で仲良くなった、隣の市の高校の元ソフトテニス部の友達を誘って、一緒に行ったらしい。
とある予備校生:でさ、行ったらさ、過激発言までもおったんよ。
わたし:へぇ~、なんで?
とある予備校生:キャプテンはさ、国体でアイツとも組んだりしとるんよ。
キャプテンは、古いほうの勤務校の、あの前々キャプテンさんより強い
男やけんな ♪
過激発言は、今日は古いほうの勤務校の練習に行かんで、キャプテンと
練習しとったんて。
わたし:ふうん。
とある予備校生:それぞれの高校のやばい先生っていう話題で盛り上がった
よ(😊)?
わたし:えっ。
(……ぜったい予備校生が振った話題に違いない。)
とある予備校生:😊😊…お母さんについては、何にも言ってなかったよ。
わたし:ふうん😊。
とある予備校生:でさ、インターハイの古いほうの勤務校の最後に負けた
試合のことで盛り上がってさ。
強い二人が言うには、ああいうふうにときどき負けるのって、いいんだ
っていうんよ。キャプテンはともかく、意外と、過激発言もそういう
こと言うんだな、と思ってさ。
けっこうお母さんと気が合いそうやろ?
わたし:へぇ~。
とある予備校生:ちょっとお母さんを、キャプテンと話させてみたいな。
あ! アイツ教員志望やし、それも公民科やから、下手したらほんとに
新しいほうの勤務校に、そのうち教育実習で戻ってくるかもしれんよ
な!
うわー!!、それはまずい!その頃にはお母さんをどっか別の学校に行
かせんといけん。
わたし:😊😊~ へぇ~。でもそれと、予備校生の体調不良と、どんな
関係があるの?
とある予備校生:あー。それがさ、それぞれ別々にオレとは仲がいいけど、
一緒には居るはずない3人が一緒に居て、お互いにしゃべっとる
という、……なんかパラレルワールドに入り込んだような妙な感覚に
陥ってさ。頭が混乱して、午後勉強に集中できんくなってさ。
コーヒーを飲んでしまったら、今度はカフェインのせいで夜ぜんぜん
眠れんくなってさ。あ~、だるいぃ、だるいな~……。
わたし:ふうん、気の毒。
とある予備校生:というわけで、今日も駅まで連れて行ってくれん?
わたし:え~~、またぁ?
今朝もこの辺りは、晴天😊😊。
でも、台風の辺りは、どうなのでしょう。
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