一族代表として
今日は、初夏のような爽やかないいお天気ですね😊。
1年の中でもこんな過ごしやすい日はめったいないようなこの日、この辺りは道普請でした。
「今日って道普請よね?」
と、朝、隣に住む実家に人を誘いに行ったら、おばあさんが、
「おばあさん今日は絵の展覧会で、今から出んといけんのよ。」
「え、そうなん。じゃあ、雨子さんと甥っ子くんは?」
「雨子に駅まで乗せてもらうから、道普請は出んって言うんじゃないかね
ぇ。孫くんはまだ寝てるよ。」
(うわ~……。)
というわけでこの度は、わたしがこの一族の代表として、草を刈ります。「雲子さん、草刈りなんてやれるんですか?」ですか?
刈らなくはないですが、草刈りは下手です😊。
外から、近所の草刈り機の音が聞こえてきたので、慌てて、道普請エリアに出てみると、このごろの春の陽気と、何回かの大雨で、勢いよくあおあおと草が生えている……。
いつもの雰囲気なら、あの辺からこの辺が、一族の割り当てな感じだけど、これを一人で刈るのかと思うと、さすがのわたしも絶望的になりました。これを一人で?鎌一本で??わ~……。
一瞬、雨子さんに草刈り機を借りに戻ろうかとも思ったけど、使ったこともない草刈り機で刈るよりは、いつもの鎌でマイペースに刈ったほうが多分速いかな。
お隣さんも、反対隣さんも、草刈り機でハイペースに草を刈っている中、すごく役立たずなカタツムリのように、ひとり鎌で黙々と草を刈ります。これだと……、三分の一人前です。
ちょっと近所の人目が気になったり、もっとこういうことが上手そうな人は、うちにも他にいるんじゃない?と思ったりするような気持ちがよぎってしまうのですが、そこは、「この草を刈ってこの辺りをさっぱりさせることが、わたしの課題だ」、とマイペースに手を動かします。アドラーっぽい。
で、1時間30分後……。
ほら、見てください!!
わたしとしては、やりきった感!でも、その道のプロには笑われそうですね?誰か、コツを教えて欲しい。
近所のみなさん、働きの悪い一族でごめんなさい。
終わった…。疲れた…。
自治会からもらった、戦利品の「お~い、お茶」と「メロンパン」。
「メロンパン」は、「あ、おみやげだ♡」みたいな顔をされたので、とある女子中学生にあげてしまいました。
しょうがない…。若者は働かなくてもお腹がすくよね。
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