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全国民がマスクを外すには

「免疫」を一言で説明するなら

体内に入った「異物」を排除すること

です。

もちろん、自身の健康を守るためです。

人間の体は「異物」の侵入を許しません。
そのために、発熱、咳、くしゃみ、嘔吐、下痢に始まり、ミクロレベルの細胞の活動に至るまで、何層もの「対策」が講じられているわけです。

せっかく「異物」を体外に排出しようとしているのに、出口をマスクで塞いだらどうなるか。どんなバカでもわかるでしょう。
燃えさかる建物から人々が逃げ出そうとしているのに、ドアをロックするようなものです。

振り込め詐欺にひっかかった人間は、引き留めようとする「善意の他人」に激しく抵抗するそうです。ATMの前で行員や警察官に向かって、「詐欺でもいいから振り込ませてくれ!」と泣きわめく人もいるとか。

典型的な「認知的不協和」で、人は真っ向から対立する2つの意見に触れると、激しい不安や恐怖を感じ、そこから逃避しようとします。
今まで信じてきたことを「過ち」と認めることは、想像以上の精神的苦痛をもたらすのです。それこそ心臓を2つに引き裂かれるような苦しみです。

このとき、謙虚で賢明な人間は、ただちに自分の過ちを認め、「新しい観点」を受け入れる(人間として成長する)ことができますが、知性の欠如した人は、いっそう「思い込み」に執着します。「騙されていた自分」と向き合うことができません。

マスク解除の最大の足かせになるのが、そうした「知性を欠いた人々」だと繰り返し指摘してきましたが、現状やはりそうなっています。彼らは、国がマスクを外せと広報を打っても、かたくなにマスクをし続けています。ATMの前で「振り込ませろ!」叫ぶ高齢者といっしょ。

一般人のみならず、テレビ番組でも「認知的不協和」による「思い込みへの執着」が如実に表れています。「時代の流れ」に逆行するように、ここに来てテレビのマスク着用率が上がっていることは、すでに述べました。

意固地に固まった「思い込み」を解くには、彼らの代わりに苦痛を引き受ける「スケープゴート」が必要です。
最もマスクを推奨した「主犯」が会見を開き、「全部ウソでした。騙してすみませんでした」と謝罪するのです。これが「認知的不協和」を解消する、たった一つの方策です。恐らくこれをやらない限り、この先全員がマスクを外すことはないでしょう。

さもなくば、法律で「マスク着用を禁止」するかです。マスク信者は、そろいもそろって「権威主義者」ばかりですから、強制力を持った命令には渋々でも従うでしょう。でも、マスクの着脱まで、いちいち法律や条例で管理されたいですか? あまりに幼稚すぎませんか?

「スケープゴート」にふさわしいのは、影響力の大きさから考えて、「尾身茂」「山中伸弥」のどちらかです。それ以外の三下どもでは、とうてい人々を納得させられません。
もちろん、謝罪した時点で「研究者人生」は完全終了。でも、それだけのことを仕出かしたのですから、潔く諦めてもらうしかありません。

風呂敷をたたむのは、最初に大風呂敷を広げた人間の責任です。



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