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「比率」でバレるウソ

日本人はほぼ100%、義務教育の「算数・数学」で「比・比率」を習っているはずです。

前回の記事で「ワクチンにまったく効果がないこと」を数学的に説明しましたが、本当はもっと簡単に、毎日の「新規陽性者数」を見るだけでわかってしまうのです。そう、「比率」の基礎をきちんと理解してさえいれば。

現在、日本国民のワクチン接種率(接種回数を問わず)は約80%
非接種者は残りの20%です。
これを「比」で表すと、

非接種者1:接種者4

となります。つまり、5人に1人の日本人(約2500万人)はワクチンを接種していないということです。

それを踏まえて、毎日の「新規陽性者」の構成比を見ると、

非接種者1:接種者4

と、「ワクチン接種率」とまったく同じ割合になります。
これこそが、「ワクチンがまったく効いていないこと」の傍証になるのです。

もしワクチンに「感染予防効果(自分がかからない・他人にうつさない)」があるなら、構成比は必ず変化するはずです。

予防効果が25%あれば(接種済みの感染者が4分の3に減るので)

非接種者1:接種者3

予防効果50%なら

非接種者1:接種者2

予防効果75%なら

非接種者1:接種者1

元ワクチン大臣が吹きまくっていたように「予防効果」95%もあれば、

非接種者1:接種者ほぼ0

とならなくてはいけません(「専門家」の皆さん、ここまでは理解できますか? ちゃんとついてこられてますか?)。

それなのに、毎日発表される「新規陽性者」の比率は、
「ワクチン接種率」と同じ1:4
これは、「ワクチン接種」という介入条件が「新規陽性者数」に何の影響も与えていないことの証明になります。
言い換えれば、「打っても打たなくても感染率に変わりなし」ということです。

100%の人が接種していても、誰一人ワクチンを打っていなくても、「新規陽性者数」はまったく等しくなってしまうのです。


「このワクチンは感染は防げないが重症化は防げる」

世間でも普通にこのセリフが用いられているようですが、完全な「認識間違い」です。
なぜなら、mRNAワクチンは、そもそも「感染を防ぐ目的」で開発されたものだからです。
細胞に取りつくウィルスのトゲトゲ部分「スパイクたん白」をターゲットにした抗体を「特異的」に誘導するよう設計されたものだからです。

ウィルスが変異して「感染」自体を防げなくなった時点で、このワクチンは完全な失敗だったのです。
「重症化を防ぐ」というのは後付けで出てきた話であり、設計時点では、mRNAワクチンにそうした効果は期待されていませんでした。
しかも、本当に重症化を防いでいるのかどうかも定かではありません。それを裏付ける強固なエビデンスが、どこにも存在しないからです。
むしろ、「接種者のほうが重症化しやすい」という研究が多数存在するくらいです。

確かに、2019年の新型コロナ登場時からは、目に見えて重症化率・死亡率が下がっていますが、あえて「ワクチンの効果」を持ち出さなくても、感染拡大から必然的に生じる「ウィルスの弱毒化」で簡単に説明がついてしまいます。それが証拠に、「ワクチン非接種者の重症化率・死亡率」も同様に低下しているからです。
もっとも、「重症」や「コロナ感染による死亡」の定義がデタラメすぎて、信用の置けるデータではありませんが。

いずれにせよ、テレビに登場する「専門家」の皆さんが、義務教育レベルの算数・数学が理解できていないことだけは確実です。
それに簡単に騙される国民も、もう一度「算数の基礎」から学び直す必要がありそうです。



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