見出し画像

マスク問題に関する走り書き

※時間がないため、ろくな推敲なしの走り書きです。おかしな点があってもご容赦ください。


よけいなお世話かもしれませんが、いちおう述べておきます。

「花粉症なのでマスク外せません」

という言い訳は、いっさい通じません。

なぜなら、「マスク信者」は、この3年間、

「健康上の理由でマスクはできません」

と涙ながらに訴えていた人にまで、無理やり「マスク着用」を強いてきたからです。

 行いは我が身に還る

「自分がしてほしくないことを人にしてはいけません」

と親に教わりませんでしたか?

いつか同じ過ちを繰り返さないように、同等の苦しみを味わうべきです。身をもって痛みを知れば、反省するでしょう。


さて。

コクランが「マスク効果なし」を発表したとき、

「これは数日以内に慌てて訂正記事が出るだろうな」と予想していました。

「世界パンデミックごっこ」を仕掛けたやつらが、おとなしく引き下がるとは思えなかったからです。

ところが、何日経っても音沙汰なし。

「おや、ついにやつらの勢力も弱ってきたか」

と思い始めたやさき、やっぱり。

「マスク効果なし」の判定を下したコクランのトム・ジェファーソン氏がコクランを追い出されたそうです。

そして、コクランの編集長が「あの記事は間違いでした」と発表しました。

アメリカで新聞、雑誌、テレビで取り上げられて、否定に走らざるを得なくなったようです。

そもそも、ジェファーソン氏のメタ分析は、「査読」の名目で「7か月もの間ペンディングされていた」と本人がインタビューに答えています。
その7か月間に何があったかというと、世界中の政府が「マスク義務化政策」を打ち出していました。

つまり、「マスクが全市民に徹底されるまで留め置かれた」ということです。

ともあれ、異例の7か月にも及ぶ執拗な「査読」のすえ、きちんと公表されるに至ったということは、一度は編集長のゴーサインが出たということです。

それなのに、突然の手のひら返し!
7か月もかけた「丁寧な査読」が全面的に誤りだったということになります。

実は、これとそっくりなことが、パンデミック初期に起こっていました。
WHOの女性研究者が、いったんは「無症状者からの感染はない」と発表したのに、その日のうちにテドロスが記者会見して、その発表を打ち消してしまいました。

コクラン編集長が「マスク効果あり」の根拠として挙げたのが、主に2点。

・当該研究はコロナを対象にしたものではない。

・バングラデシュの調査で「マスク有効」の結果が出ている。

当ブログを読んでいただいている皆様ならおわかりのように、2点とも既に私が完全に論破しています。

特にバングラ研究について解説している部分は、失笑しかありません。

「非着用者の感染率2.1%に対し、着用者の感染率1.8%と14%の差があった」

「えっ?」と思われた方は「正常」です。

2.1%-1.8%なら、差は0.3%じゃないの?

さらっと読み飛ばすと気づかないかもしれませんが、ここで明らかに「詐欺行為」が行われています。

14%は「単純な感染率の差」ではなく、非着用者の感染率2.1%を「100」とし、対する着用者の感染率1.8%がどのくらいの割合を占めるか、という、甚だまどろっこしい計算をしているのです。

なぜそんな面倒くさいことをするかといえば、「0.3%」と「14%」では、インパクトが全然違うからです。

そもそもバングラデシュ研究は、数十万人を対象とした「大規模疫学調査」が売りだったのに、実態は、そのうち数百人の「感染者」だけを対象に絞った小規模サンプルの研究にすぎません。
それに加えて、上記のように「差を拡大する」ような計算式を用いています。

分母を減らし分子を増やせば、実態以上に「効果があるように」見せることができます。これは「統計を利用したインチキ」の典型です。

天下のコクランの編集長ですから、そんなことは百も承知でしょう。
なのに、私ごときにあっさり見破られるような詭弁と弄するということは……

コクランも「圧力に屈した」ということです。


編集長は、失ったものを大きさをじっくり考えてみるべきでしょう。

それは「世界的信頼」です。
残念ながら、失った信頼を二度と取り戻すことはできません。

今後コクランが発表するデータのすべてが、誰にも信用されなくなります。
それだけではありません。

これまで発表した研究の全部が信用性を失うのです。

私に言わせれば、コクランはたとえ圧力のせいで閉鎖・解散させられたとしても、最後まで「ウソをつかない」道を歩むべきだったと思います。
そうすれば、少なくともこれまで積み重ねた研究は、信頼の輝きを失わずに済んだからです。


※「こながしんたろう」の検索ワードでは、NOTEにたどり着けなくなってしまいました。
「こながしんたろう(+)NOTE」で検索してください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?