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こながの考える「超過死亡の原因」

「超過死亡」「感染者数」「ワクチン接種」の3者には、(因果関係は置くとして)誰の目にも明らかな相関関係があります。それぞれが、ぴったりシンクロして増減するのです。

この現象をどう解釈するかは、各自のスタンスによって違います。

1.親ワク派
「感染者」が増えて医療が逼迫し、慢性症悪化などの「手遅れ死」が「超過死亡」を生む。
→「感染者」を増やさぬよう、行動自粛やさらなるワクチン接種を推進すべき。

2.反ワク派
「接種」にともなって「感染者」も「超過死亡」も増えるのだから、「ワクチン死」以外考えられない。
→医療逼迫が起こるのは「2類据え置き」のせい。感染症指定を解除して、即刻接種を中止すべき。

2者の「相関」は割と関係がつかみやすいものですが、3者となると難しい。いわゆる「三体問題」のようです。
タマゴが先か、ニワトリが先か、はたまた同時発生なのか?

「感染者が増えると、怖がってワクチンを打つ人が増える」
「既往症があるなどハイリスク層(脆弱者)ほど、積極的に繰り返し接種する」
といった点が、さらに問題をややこしくしています。
なぜなら、彼らはワクチン接種の有無にかかわらず、「天国にいちばん近い層」だからです。「診察の遅れ」によっても「ワクチン接種」によっても、簡単に旅立ってしまう可能性があるのです。

さらに、「PCRスクリーニング検査」という誤った手法が事態を複雑化します。
皆さんもご存じのとおり、「PCR陽性」は必ずしも感染の実態を正確に表してはいません。PCR検査の結果だけでは、実際に何がどうなっているのか、わからないのです。

なぜかゴールデンウィークや夏季・冬季休暇(盆休み、年末年始)、年度替わり前後に決まって「波」が訪れるのは、「出かける前に念のため無料検査を受けておこう」という人々が急増するからです。
反対に、「最も感染が拡大する」はずの長期休暇明けに不思議と「波」が収束してしまうのは、単純に「検査を受ける人が減るから」と考えられます。

時系列を整理すると、

①長期休暇の前に検査を受ける人が増える
 ↓
②検査回数が増えれば「陽性者」も増える
 ↓
③当該「陽性者」周囲の「濃厚接触者漁り」で、さらに「陽性者」が増加
 ↓
④「陽性者」の増加をメディアが「感染拡大」「第○波」と報道
 ↓
⑤2類指定のため、限られた病床がすぐ満杯に
 ↓
⑥恐慌を来して「接種」が増加
 ↓
⑦つれて、(「医療逼迫」「接種」のどちらが主因かはともかく)「超過死亡」も増加

こんな感じでしょうか。
絵に描いたような「悪循環」です。
それゆえ、「誰も検査を受けなければ波は来ない」と言っているのです。
①のフラグを立てなければ、当然②以下も起こりません。

私が考えているのは、

3.前回・前々回接種が原因の「遅延性ワクチン死」

です。

日本人の8割以上が「ワクチン接種者」なので、確率的にも「超過死亡」のほとんどを「接種者」が占めるのは当然ですが、私は「超過死亡は過去の接種によるもの」と考えています。

ワクチン接種による「型落ち抗体」が、自然感染した場合にマイナス作用となるのは、皆さんもすでにご存じでしょう。
新たな変異株や別のウィルスに対して、ワクチン接種者は(免疫が落ちているせいで)非接種者よりも脆弱な存在となります。より感染しやすく、より死にやすいのです。

「型落ち抗体」のせいで、新たな変異株や別のウィルス感染が「循環器系の疾患」を引き起こしているに違いない、ということです。
同時に、過去の接種により体内でひそかにつくられ続けているS蛋白が徐々に血管(循環器)を傷害している可能性もあります。

これでは、最後の接種から数か月が経過しているため、表向きは「ワクチン死」にはなりません(もちろん、「ワクチンもどき」が直接死因で、不幸にも接種直後に亡くなられる方も大勢いらっしゃいます)。
また、「医療逼迫」と「受診抑制」は等価であり、「受診抑制」では起こらなかった「超過死亡」が「医療逼迫」で急増することはあり得ないということは、以前に池田医師の記事を引用して説明しました。


総合的に判断すれば、やはり

超過死亡の原因は「ワクチンもどき」

と考えざるを得ないのです。


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