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「マスク有効説」の真相

「マスク信者」にとっての「心の支え」である「バングラデシュにおけるマスク研究」が、いかにいい加減なものだったかを解説しましたが、その続報です。

「サージカルマスク着用者/非着用者」の詳しい内訳がわかりましたので、追記しておきます(ちょっとした計算式が出てくるので、面倒くさい方は結論まで飛ばしちゃってください)。

●サージカルマスク着用群
 陽性者756人/11万3082人

●マスク非着用群
 陽性者774人/10万3247人

8週間にわたる調査の結果、その差が何とたったの18人!

何をもって「マスクの有効性」としているのか不明なのですが、どうやら

●着用群における感染者の割合
 756人/11万3082人=0.67%

●非着用群における感染者の割合
 774人/10万3247人=0.75%

から、

0.67÷0.75=89%
100%-89%=11%としているようです(違ったらごめんなさい)。

ともかく、「感染を11%も減らした!」とお祭り騒ぎした実態は、10万人以上の集団で18人の感染を防いだというものでした。

前回の記事で、「陽性者数」を「各集団とも17万人ずつの感染率1%=1700人」と仮定しましたが、実際はその半分程度だったわけです。

小数点以下2桁なので、わかりやすく1万人規模の集団に置き換えてみましょう。

サージカルマスク着用群では、

1万人当たり67人(0.67%)

非着用群では

1万人当たり75人(0.75%)

が感染したということになります。

その差は8人

「天下無敵」のサージカルマスクを全員が着用しても、1万人のうちたった8人の感染を防いだにすぎなかったということです。

…………これ、「誤差」ですよね?


「マスク信者」が自信満々に主張する「不織布マスクで2割削減説」は、いったいどこへいってしまったのでしょうか?
見つけた方は、お手数ですが、こちらまでお知らせいただくか、お近くの自治体にでも届け出てくださいね。

という冗談はさておき、実は今、深く反省しております。
「バングラデシュ調査」の欺瞞をもっと早くに暴いておくべきでした。
そうすれば、「マスク信者」の何パーセント(0.何パーセント?)かは救えた(正気に戻せてあげた)かもしれないのです。
これは私の怠慢以外の何物でもありません。
この場を借りて謝罪いたします。

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