紅ひぃろ

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最近の記事

「箸(はし)も初めから使えたわけではない」:学習の4段階と成長への道のり

これまで生成AI周りの記事を投稿していましたが、今回は少し方向性を変えて投稿したいと思います。 最近、職場では、リスキリングとか、アジャイルマインドとかいう言葉をよく口にするようになりました。変化の激しい時代だからこそ、考えからもアップデートしていかなければということかと思いますが、アップデートする以前に、基本的なヒューマンスキルも必要なのかなと思い、今回は、昔、部下を指導する際によく話していた「箸(はし)も初めから使えたわけではない」という話を書きたいと思います。 知ら

    • 2023年のAIトレンドTop13を予測

      2023年も残すところあと数日となってきて、2024年の予測をする投稿を見かけるようになってきたかなと思います。 ということで、私も、下記のサイトの予測を読んでみたので、ざっくりとみていきたいと思います。 はじめに記事の始めは、2025年までに世界のAI市場が1906億1000万ドルに達し、年平均成長率が36.62%という成長が見込まれているということを紹介していました。生成AIの台頭に始まり、BYODならぬBYOAI、AIの法制化等、様々な変化が起きていくだろうと言って

      • LangChain Templatesを覗いてみた

        2023年10月末くらいだったと思いますが、LangChainにLangChain Templatesというのがリリースされています。 これは、LangChainを使ったLLMアプリケーションを簡単かつ迅速に構築するためのリファレンスアーキテクチャーのセットのようで、LangServeに対しては、非常に簡単にデプロイできるようなフォーマットで提供されているようです。 ということで、本日は、そんなLangChain Templatesには、どんなものが登録されているのかを確認

        • RAG? In-Context Learning?Embedding?

          2本目の投稿です。 生成AI、というか、大規模言語モデル(LLM)を扱っていると、RAG(Retrieval-Augmented Generation)とか、In-Context Learningとか、Embeddingなんて言葉が、似たような用法でよく出てきますよね。 正直、違いなんてどうでもいいと言えばよいのかもしれませんが、意外と気持ち悪くないですか? ということで、今日は、言葉の違いを考えてみようと思います。 (といっても、私なりの理解を書いてみるだけなので、誤りが

        「箸(はし)も初めから使えたわけではない」:学習の4段階と成長への道のり

          Step-Back Promptingというのがあるらしい

          LangChainのLangSmithのWaitingListに登録してから、「LangChain Release Notes」なるメールが届くようになった。 その中で、「Step-Back Prompting」というキーワードが目に入り、なんだろうと思って、リンク先の記事を読んでみました。 Step-Back Promptingステップバック・プロンプティングという名前からすると、「1歩戻るプロンプト手法」ってことなんだろうけど、、どういうこと?? ・・・ってことで、リ

          Step-Back Promptingというのがあるらしい