カトウ_S

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明日も4 生きているだろうから悲しくない

〇洋三さんの事 HAYABUSAの配達を毎日使ってくれる、洋三さんの事です。 洋三さんの家はゴミ屋敷です。 洋三さんの息子や息子の嫁を通じて注文が来ます。また配達時、次回の注文を直接洋三さんから伺うこともあります。 洋三さんの一軒家は大きいです。庭も家と同じくらいの広さです。家の土台が道路より1メートル程高く、土台の周りをコンクリート固めてあり、柵のかわりに大きな木で建屋が囲まれています。パッと見小さな豪邸のようで、近所にも洋三さんと同じような家が多く、小さな豪邸区画に洋三さ

    • 明日も3 生きているだろうから悲しくない

      ◯兄のこと 外に出れず、聞いても教えてくれない極秘な、何かを壁に向かって話している兄のことです。 HAYABUSAでの配達中、兄からの電話に出ようとして自転車をひっくり返し、スマホの画面が割れて、死体を発見し警察の事情聴取が終わってから兄に電話をかけ直しました。 兄「おまえつけられてるゾ」 私「誰に?」 兄「今は言えない、なぜなら(なぜならを使うのが兄の癖)言ってしまうとおまえが狙われてしまうからだ」 私「わかった」 兄「つけている奴らはアルファベットで3文字の奴らだ」 私「

      • 明日も2 生きているだろうから悲しくない

        「バイトの話です。皆をラクにしてあげたい気持ちで書いていきます」 から続いています。 ◯奴(坂下さん) HAYABUSAでの頭のおかしい先輩、奴(坂下さん)はタバコを吸った後、苦しくなって喘息の吸入器を使う人です。事務所で皆が出払って奴(坂下さん)と二人になった時の会話です。 私「注文ないですね」 奴(坂下さん)「実は前に俺、引きこもってたんだよね」 私(心の中で、その話何回目だよ!そして私もひきこもっていたけど)「そうですね」となるべく会話が成り立たないよう返事をしています

        • 明日も1 生きているだろうから悲しくない

          どんなに力をこめて締めているのに、ポタポタ蛇口から、漏れる水のような記憶を書かずにはいられません。 みんなは何で、壊しておいて、間違えだったのだと泣くのでしょう。辛い生活は更に辛い生活に落ちていき、不幸は不幸を呼び、感覚は麻痺して、他人と比べたり、嫉妬したりして不幸な自分に依存したくなります。 だから依存したくないので他人が嫌いです。 他人がいなければ苦しくならなくて済むのに。みんな嫌いです。 パッケージも値段も変わらないのに、量が少なくなっているお菓子も、物価高で企業も努力

        明日も4 生きているだろうから悲しくない

          バイトの話です。皆をラクにしてあげたい気持ちで書いていきます。

          私の名前は理子です。サトコと読みます。漫画を描いています。好きな漫画作品の中のセリフで「青い空のむこうは真っ暗」 誰にも見せていない漫画をコツコツと描いています。 漫画はまだ出来ていません。いつかはここに漫画をUpしてみるつもりです。 その前に、辞めて1年になる「HAYABUSA」というなんでも配達するバイトをしていました。 最初に、その事を書いてみます。 今まで書いたものをまとめました。 〇孤独死第一発見者 〇人生初めてのバイトを始めるきっかけ ◯マンガ家になる宣言 〇

          バイトの話です。皆をラクにしてあげたい気持ちで書いていきます。

          バイトの話です。皆をラクにしてあげたい気持ちで書いていきます。4

          いつ解雇されてもおかしくないバイトの事を書いていきます。働かなければ生きていけないなんて、辛い。でも何にもしてないのも寂しい。 多分考え過ぎ、気にし過ぎで物事はもっと単純なんだと思いたいです。 私のまわりは頭のおかしい奴らばかりで「嫌なら死ねよ!」と自分からたまに言われます。 負けないぞ! 「ここは地獄?それともラスベガス?」

          バイトの話です。皆をラクにしてあげたい気持ちで書いていきます。4