今更ながらのホームページ作成

フォードを定年後間もなく、個人会社を立ち上げた経緯は以前にも記した。
定年時、外資系社長のお誘いもあったが、あのしんどさを続けると命を縮めかねないとやや大袈裟に思いお断りした。また、例えポジションや報酬がよくても誰かの部下になるのはもういいかなとも考えた。そうすれば独立しかない。個人事業主、すなわちインディペンデントコントラクター(IC)は自由そうだが、どうも気合が入っていないような気がして、会社経営の勉強も兼ね“株式会社”を設立した。2008年のことだ。お陰様でフライシュマンヒラード社やライフシフト社を中心にそれなりの仕事をいただき、もうかれこれ15年になる。設立時に“営業はしない”という企業としては“あるまじき方針“を立て、ホームページも作らなかった。それでも両社だけでなく、時折いくつかの仕事も直接入り今日に至っている。多摩大学大学院での教鞭も10年以上続いている。ありがたいことだ。

しかし、さすがに喜寿ともなると依頼される仕事は徐々に減ってくる。
若手、といっても会社役員などを経験した60歳過ぎの優秀な方々だが、彼らがこの業界に次々と”参入“してきてこちらの居場所が狭くなるのは当然のことだ。私自身もそうやって先輩方の仕事を受け継いできたのだから。

そんなこともあり、空いた時間を多少でも意味あるものにしたいと、このnoteを始めたりしたが、それだけではどこか物足りない。
もう一度褌を締めなおしてみようかと考え、会社のホームページ作成を思いついた。
ホームページ作成に当たってはこれまでの経験をいま一度棚卸し、自分は今後何をしたいのか、何をすれば多少なりとも世のためになるのかなどと考えるいい機会になった。
芯になる”売り物“はどうしたものかと、行きついたのはエクゼクティブメンタリング。これであればこれまでの経験も十分あるし、自分の性にも合っている。(詳しくはホームページをご覧ください)

せっかく作るならとホームページ作成も私の写真もプロにお願いした。ちゃちなものにはしたくなかった。決してセールスプロモーションが主目的ではないが、私自身に対するこの仕事に対する姿勢を表現したかったからである。自分に対して気合を入れる意味もある。

個人で会社を立ち上げ、ホームページを持っている何人かの先輩のアドバイスを聞いた。
もちろん、ホームページ作成のプロの意見は大変参考になった。
多少の金はかかったが、作成のプロセスから得たことだけでも私には価値があり、安いものだ。

URLは以下の通り。ご覧になっていただければ幸いだ。
https://danya-associates.co.jp
さてさてどれほどの問い合わせや依頼が来るのやら。


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