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Stay hungry, stay foolish

 私はテレビ東京のガイアの夜明け、カンブリア宮殿、NHKの映像の世紀、NHKスペシャルなどを録画してみるのですが、たまに子供もつられて一緒に見ます。で、映像の世紀「バタフライエフェクト フラーとジョブス」を先日、子供と一緒に見たんです。アップル製品が身近なので、子供も興味があったようで。

NHK・番組サイトより
「宇宙船地球号」という概念を唱え、人類と地球との調和を説いた思想家バックミンスター・フラー。「現代のレオナルド・ダビンチ」とも「狂人」とも称されたフラーの思想は、無数の若者たちを突き動かす。その中に、若き日のスティーブ・ジョブズがいた….

見終わった後の娘(小4)のコメントが秀逸でして。
「ママ、人生は一度きりなんだよ。いいの?今の仕事で。パソコンかちゃかちゃしてるだけでしょ。こういう素晴らしい会社、アップルとかで働いて、楽しんだ方がいいんじゃないの?」

「え?ママ今の仕事も楽しいけど、伝わっていなかったのか」と気づきました。それに、パソコンかちゃかちゃはどこの会社でも同じ気もするけど。

 ところで、ジョブスのスピーチ、「Stay hungry, stay foolish」ってなんで日本語だと「ハングリーであれ、愚かであれ」なんでしょうか。伝わらないですよね。もっと深いはずなのになぁ。で、いくつかネットで記事や解説を読んだのですが、成田あゆみ先生のコラム 『実務翻訳のあれこれ』は面白かったです。下記一部を引用すると
hungry:
過去の成功を捨て、心から好きなことを見つけるまで立ち止まらないこと
foolish:
多数派の信じることに反してでも、自分の心に従うこと。成功を捨ててゼロからやり直すこと。他人の人生を生きないこと。

 スピーチも全文読むと、感動します!

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