いくつかの瞑想方法と瞑想を始めた理由について

朝、15分の瞑想をしている。3年程前に始めた。感受性や感情の波を客観的に捉えられたらいいなあと思ったのが、瞑想を始めたきっかけだ。毎日やっていた時期もあるが今は週3くらい。その日によって感覚が違うので面白い。私が取り入れている4つの瞑想方法と、そこから得られる感覚を書く。

①4-7-8の呼吸瞑想
4秒で息を吸って、7秒止めて、8秒で息を吐くという呼吸法を繰り返す。個人的には瞑想の序盤にやるのが好き。得られる感覚としては集中力だ。瞑想の準備体操と位置づけている。4セット繰り返すことが多い。2セット目くらいからゆっくり集中力が上がっていく。イメージとしては、凍った湖の氷の上を静かに歩く感じだ。集中力が高まり、自分の体が地にゆっくり沈んで、一点に研ぎ澄ませれていく様な感覚になる。

②ボディスキャン瞑想
足先から順番に身体の部位を確認していく。足先、足の裏、足の甲、踝、太腿…etc という具合だ。この瞑想が面白いのは、体の表面だけではなく、体の内部も確認すること。体の表面のチェックが終ったら、次は内臓や肺や心臓、目の奥、喉、脳など体内の臓器もチェックしていく。チェックしながら、いつもありがとうね、あなたのことちゃんと覚えているよ、と心の中で話しかけたりする。得られる感覚は、自分自身だ。ここに腎臓いてくれるなあ、とか心臓動いているなあとか、目に見えない部分の自分自身を感じる。イメージとしては、お医者さんになった感覚。はい、診断ですよ〜、みたいな感じでチェックする。

③光の残像瞑想
目を瞑って、瞼の裏に何となく感じる光を楽しむ。イメージとしては、キラキラした光が自分を包んでくれる感じ。感覚としては、4-7-8とは真逆で、体や自分自身が外に広がって行くイメージ。軽く広がっていく。

④動的瞑想(水泳)
いわゆる瞑想とは違うけど、私の中では瞑想として位置づけている。私は水泳が好きで、週1〜2回、30分泳いでいる。水泳をしている時は外部の情報は入ってこない。そこにあるのは自分と自分の身体と自分の呼吸だけだ。頭は空っぽで、身体と呼吸だけある感覚。

以上4つである。

ちなみに瞑想を始める前は15分〜20分のストレッチかヨガをする。体を整えてからの方がより集中できるし、感覚が研ぎ澄まされる。

7月に家の近くのお寺(曹洞宗)で、坐禅会がある。40分の瞑想だ。そんなに長い間できるかちょっと不安だけれど、また感想をここに書けるといいなと思っている。