Xデザイン学校 #3

noteの概要

Xデザイン学校での課題検討にあたって設定されたミズノの事業について、研修中に思ったこと考えたことをまとめる。

運動をするにあたっての障壁になる3つの間

ミズノの方の話で一番印象に残ったのは、「ジムに来なくなる理由は、時間・空間・仲間の3つの間に課題がある」だった。
確かに自分に置き換えて考えてもその課題は顕著だった。

運動をしていたとき(中学時代)

時間:部活動で学校の終わりに半強制的に時間が作られていた。
空間:学校の校庭、体育館と、生活圏の身近なところに大抵のスポーツをすることができる空間があった。
仲間:同級生や部活の仲間がいて、どのスポーツをやるにもメンバーは事足りなかった。他のメンバーがうまくなっていったりすると、負けたくないという思いから、練習をするなどのモチベーションにもつながっていた。

運動をしなくなったとき(社会人になってから)

時間:仕事で忙しく、夜飲み会が発生したりして、運動をする時間が学生時代に比べると取れなくなった。
空間:職場の周りはオフィスだらけで、職場から一番近い運動できる体育館は30分以上かかる。自宅の近くの区営ジムもコロナワクチン接種会場になりそのまま改装に入り身近に運動できる施設がなくなった。
仲間:学生時代ほど、運動のレベルや趣味趣向が合う人と出会う機会が少なくなった。お互いに仕事もしているため、集まるためには時間の制約もありなかなか合うことができない。

私は、中学時代に限ってではあるものの結構運動していたほうだと自負している。ただ、昔から運動が好きだったわけではなく、小学校時代は太っていて、50m走も9.9秒だった。
しかし、中学に入りサッカー部に入ったことで、半強制的に運動をすることになった。練習がきついけど周りにも頑張っている人がいるのを見ることで、練習を頑張る気になり運動ができるようになっていった。結果サッカー部の副部長をやりながら駅伝の選抜に選ばれ、50m走も6.8秒まで縮めることができた。

これらができたのは、まさに小学校から中学に上がったことによる、私を取り巻く時間・空間・仲間に変化があったためだと考える。

今の時代3つの間を取り除くには

時間・空間・仲間の3つの間の課題に関しては、スポーツ以外でも色々なことに置き換えられると考えられる。
例えば、最近資格を取るために勉強を実施していたが、勉強に関しても同じように3つの間が学生時代に比べると障壁になっているように感じた。
ただ、勉強に関してはまさにDXをもちいて解決しているサービスが多く出てきていると感じた。

時間:勉強アプリのリマインド機能などがあり、決まった時間に勉強をやるように促し勉強時間を確保させるものがある。
空間:電車やスキマ時間にスマホで数問の問題を解くことができ、空間に縛られず効率のいい方法で勉強ができるサービスが増えている。(私は未だに休みの日は公民館みたいなところに行って勉強をするのが好きです。)
仲間:「みんチャレ」やSNSの勉強サークルなど、顔は知らないが似たような境遇の人たちを身近に感じながらモチベーションを上げることができるものが出てきている。

勉強に関してはこのようにDX化がかなり進んできているため、スポーツに関してもDX化をすすめることで、3つの間を取り除き、スポーツをやりやすい環境から離れた社会人に対しても、スポーツのハードルを下げることができるようなビジネスプランを検討したい。

おわりに

私は、毎日決まった時間になにかを繰り返しするのが苦手だ。
最近読んだ本に「1日の1%は15分。その15分を有効につかうことでうんぬん…」ということが書かれていた。
素直に「たしかにな~」と思った反面、私には無理だなと思った。

昔からなにかを決めて行動するのが苦手で、その時にハマっているものや興味のあるものに熱中したいので、少し続いたとしてもなにかモノを作り始めたりすると、一日中それをやり続けてしまうからだ。
毎日きまって継続することができていれば習慣になってうんぬんという理論もわかるが、一度やめてしまうとまた再開するには個人的にはハードルが高い。

仕事がSEで運動不足になりがちなので、ランニングシューズはミズノではないものの、ランニングは定期的に実施するようにしている。ただそれもとても不定期で、毎週やるとかではなく、気が向いたときに走っている。
しかし、Xデザイン学校が始まってからは、講義がある日の午前中はランニングをするようにしている。
今のところ継続することが苦手な私でも一応続いている。(2週間に1回とか1ヶ月に1回のレベルなので継続しているといっていいのかは疑問だが)
このように毎日の習慣にできなかったとしても、なにかのきっかけで再開したり実施することができれば何もしないよりはましかと思う。

Xデザイン学校が終わったとき、講義の前のランニングはできなくなってしまう。しかし、自分たちのミズノへの提案内容を活かして、継続的にとまではいかずとも、運動が続けられるような仕組みを考えることができればいいなと思った。

#Xデザイン学校2022年ビギナーコース

#03ビジネスリサーチ

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