漫画のような現実が

本当に凄いよね。
本田圭佑がミランの10番をつけた時に「キャプテン翼の世界やん」って心でつぶやいたもんだった。

ところがここ数年の大谷翔平ったらどうよ。

漫画家でも小説家でも描けなかったような事が起きている。

忘れちゃいかん、イチローも凄かったけど…

それすら霞むようなオータニさんの偉業だよね。

何かその「想像できる事は実現する」「限界を決めているのは自分自身だ」みたいな啓発的な後押しを彼らから圧倒的な実績を持って示されている気分。

限られた一部の突出した天才による偉業と簡単に済ませばそういう事だけど今の日本の惨状だってどんな小説家だって書けなかったし、良いも悪いも現実は僕たちの薄っぺらい想像を最も簡単に超えてくる。

そもそも手のひらの上に電話とパソコンとカメラが一台の端末として乗っかるなんて一昔前は誰も思わなかったわけだし。

あ、スティーブ・ジョブスをのぞいてはね。

どこぞの自己啓発セミナーじゃないけど自分の可能性や世の中の真理、可能性について閉鎖的な考え方になってしまっている時、単純に大谷翔平のホームランの描く放物線が目の前の松明となる。
迷っている人、弱っている人、疑り深くなっている人にとって、救いとなる。

本当に素晴らしく尊い事だと思う。

また、そういう本人たちにはそういう事してるって俗っ気みたいなものが全然無いのがまた良いのよ。

王や長島の描いたアーチは高度経済成長の裏で活躍した人たちの心の支えとなった。

大谷翔平が生み出すこの尊いエネルギーは世の中に何を生み出すのだろうか。

楽しみでしょうがないわ。

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