コミュ障の僕とパリピな君 RE:#3
前回のあらすじ!!愛萌と鈴花と同じクラスになりやした。
放課後
○○)(さてと、このあとどうするか……)
愛萌)ねぇねぇ齊藤君、ちょっといいかな?
○○)な、なんでしょうか宮田さん?
愛萌)この後さ用事ってある?なかったらお願いしたいことあってさ
○○)お、お願いしたいこと?(よっぽどのやつか?)
愛萌)実はね、私と鈴花は美化委員に入ってるんだけどさ今日私が用事あって出れないんだよね?
○○)え、えっと……その美化委員に俺が宮田さんの代わりに……そ、その出席してほしいと?
愛萌)そうなのよ‼️理由は鈴花のことが好きなちょっとウザすぎる金持ちの金城さんって人がいるのね?金城さんはお金で女の子をゲットする変な趣味してるんだ〜
○○)そ、それはまた、変な趣味ですね(あの金城か)
愛萌)そうそう、私みたいなあざとい女子は既にゲット済みらしくて、パリピな鈴花だけゲットしてないっぽくて
○○)お、俺はその……護衛ってわけですか?
愛萌)そうなの!!お願い出来ないかな?
○○)わ、分かりました、2人には案内してもらった恩があるんで、その………全然やります
愛萌)ありがとう、助かるよ齊藤君♡
○○)お、俺のことは○○でいいです、齊藤ってなると姉と兄が勘違いするんで。
愛萌)うん、分かった!!それじゃよろしくね○○君♡
他教室にて
鈴花)はぁ〜嫌だなぁ委員会……
ツンツンッ
鈴花)ん?あれ、なんで齊藤君がここにいるの?
○○)あ、あの宮田さんに頼まれて……富田さんの護衛しにき、き来ました。
鈴花)そっか、なんかありがとう。
○○)あの、金城さんって金持ち以外にどんな人なんですか?
鈴花)えっ、金持ち以外の特徴?なんで知りたいの?
○○)あ、いや………その、なんとなく?
鈴花)何となくって笑
そして、富田さんは俺に話してくれた。金城はこの高校に多額に出資しているらしい
そのせいか校長は頭が上がらずにいて現状金城がこの高校の支配者になっているらしい。
その権力で女の子脅してさ言う通りにしなかったら退学させるという
○○)………(あの会社……調べないとダメだな)
鈴花)唯一野神コーポレーションにだけは勝ててないらしいけど……
○○)金城、株式会社………っか(潰すしかない……よな)
鈴花)さ、齊藤君?(なんか顔怖い……)
○○)富田さんはもし、この高校に金城さんより権力のある人がいたらどうする?
鈴花)いきなりどうしたの齊藤君?
○○)いいから、答えて。富田さんはどうしたい?
鈴花)ん〜そうだなぁ……ちゃんとお願いするよ?”金城をなんとかしてください”って
○○)………(助けて貰った恩があるし、仕方ないよな)
○○)ちょっと、ごめん……
鈴花)えっ、齊藤君?
○○)『もしもし?ひとつお願いしたいことあるんだけど………そうその件について、うん………そう。出来る?分かった。』
鈴花)さ、齊藤君?
○○)と、富田……さん!!
鈴花)は、はい‼️
○○)そ、その……なんかあったら……言ってください。お、俺は……貴女の……み、味方……なので
鈴花)……うん、ありがとう齊藤君
○○)い、いえ………
鈴花)でも齊藤君、今日初めて会った人になんでそこまで?
○○)み、道案内してくれた……ので
鈴花)ふふっ、そっか‼️
??)あ、いたいた!!鈴花ちゃ〜ん♡
鈴花)金城、先輩……
金城淳也、女たらしの変態だが金城株式会社の社長息子
金城)お♡ま♡た♡せって………
金城)誰だお前?
○○)お、俺は齊藤○○です。今日は宮田さんの代わりに来ました。
金城)へぇ〜、きょんこちゃんの弟君っか……
鈴花)(金城先輩は以前に京子先輩にも告白したんだけどこっぴどく振られてそれから金で女の子脅して自らのものにしてるらしいよ)
○○)(姉さんに振られたからってコイツ……)
金城)あ、でも君は美化委員じゃないから来なくていいよ!!さぁさぁ鈴花ちゃん俺と一緒に行こうぜ〜♡
鈴花)いや、ちょっとやめ……
金城)いいじゃんか〜俺と鈴花ちゃんとの仲じゃないか♡
金城が彼女に触れようとした時……○○はその手を抑えた。
金城)………なにすんだお前離せよクソガキ。((圧
○○)はぁ……テメェが離せよ、彼女が嫌がってんだろうが((圧
金城)ちっ(なんつう圧だよコイツ……け〜ど?)
鈴花)齊藤君………(あんな感じだっけ?)
金城)お前、俺に指図するんだな?いいんだな?俺はここの……
??)金城くん、それ以上脅すのはやめてもらおうか
鈴花)せ、先生……
○○)兄さん
肇)遅れてすまんな○○
金城)アンタも俺の敵ってことでいいんだな?俺はここの高校に出資している金城株式会社の社長息子だぞ!?
金城)てめぇらは俺らみたいな金持ちに逆らってんじゃねぇよ貧乏人が!!
肇)金城君、金持ちとか貧乏人とか関係ない。君は1人の人間だ、そんな親のすねをかじったままでいいのか?
金城)うるさいうるさいうるさいうるさーい!!俺の勝手だろうが!!世の中金持ちこそが偉いんだろうが!!
肇)金城君、この世の中はね”みんなに信頼されている人間こそが偉いんだ。”まぁそもそも偉いとか偉くないとかは最も関係ないがね。
○○)兄さん、もういいよ多分これ以上……
肇)そうか……あとはお前が好きに処理してくれ
○○)あの先輩、この世の中金持ちが偉いって先輩は答えました。
金城)それがなんだよ、今更負け犬の話なんざ聞かねぇぞ?
プルルルッ
○○)その電話で貴方の人生は決まります。
金城)なんだお前、変なこと言いやがって
肇)いいから出てみろ。
金城)ちっ。『もしもし、なんだよ親父急に……』
金城父)『お前、一体なにをやらかしたんだ!!』
金城)『なんだよ俺はなんもやってねぇぞ?』
金城父)『あの野神コーポレーションさんがいきなり(いすみませんが、この取り引きの件は無かったことに)って言われたんだぞ!?』
金城)『それがなんだよ、俺がなんの関与に……』
金城父)『原因は貴方の息子さんに聞いてみてくださいって言われたぞ!?』
金城父)『しかも、俺が出資しているそこの高校はあの野神コーポレーションが買収したとも聞いたぞ!?』
金城)な、なんでだ?
鈴花)ば、買収!?
肇)ちょっと変わってくれるかな金城君?
肇)『お久しぶりですね金城社長。』
金城父『まさか、肇さんか!!で、でもなんでこの電話に貴方が?』
肇)『俺さ、アンタの息子が通ってる高校の教師してるんだけどさ……息子さんは売ってはいけない喧嘩しちゃってね』
金城父)『やってはいけない喧嘩?』
○○)『お久しぶりです、金城社長。』
金城父)『そのお声は………野神コーポレーション社長の野神社長!?』
金城)なっ、コイツが野神社長!?
鈴花)齊藤君が社長!?
to be continued……
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