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シェアハウスの管理人になりました。 第2話

次の日

○○)言ってはみたが……どうしたものか

俺の目の前には昨日会った田村真佑と他3名

真佑)ごめんなさい黒霧さん、説得したんですけどやっぱり……

○○)プラス3人増えただけでもいいさ、それでこの子達は?

真佑)はい、左からあやめん、レイちゃんにかっきーです‼️

あやめ)筒井……あやめです。

○○)黒霧○○だ、無理に挨拶しなくていい。

あやめ)あ、ありがとうございます……

レイ)清宮レイです!よろしくお願いします黒霧さん‼️

○○)よろしく

遥香)賀喜遥香です、よろしくお願いします‼️

○○)あぁ、それにしてもよく集めたな

あやめ)私は別に……

レイ)真夏さんの信頼出来る人だから大丈夫だよって言ったんですよ?

○○)そうか、でも会ってもないのによく信頼出来るな無理はしてないのか?

レイ)まさかまさか!真夏さんには沢山お世話になったんで、それに信頼出来る連れて来るって言ってくれたんですから信用しないと‼️

遥香)さくちゃんも誘ったんですけどごめんなさい🙏

○○)いやいい、真佑から大体の事情は聴いている。今日はリラックスしていい

真佑)今日はどこ行くんですか?

○○)あぁ、その前に正直に聴くが君たちは自分達の部屋に満足しているか?

レイ)全然です‼️

あやめ)レ、レイ!?

○○)率直で良い、今から行くのは君たちの身の回りの物を揃える所だ

真佑)いいんですか?

○○)あぁ、物が無くては君達も落ち着かないだろ?

あやめ)な、なんでそこまで?

○○)俺はただ君達に幸せになってほしいだけだ。

遥香)ホントですか!?やった‼️やっぱり良い人だよ”さく”

レイ)えっ、さくちゃん居るの!?

さくら)もう、なんで言っちゃうのかっきー

遥香)だって、ここまで言ってくれるんだったら隠す必要ないじゃん‼️

さくら)で、でも……

○○)遠藤さくらさんか、君の友人を心配する気持ちは分かるがそれなら一緒に居た方が君にも有意義だぞ

さくら)わ、分かってたんですか?

○○)あぁ、なんとなくだがな………それで来るのか?

さくら)い、行きます……

遥香)その、ありがとうございます黒霧さん

○○)気にするな、それでは行くか

俺はそう言って彼女達を車に乗せて目的の場所に向かうのだった

道中

真佑)黒霧さんも運転出来るんですね‼️

○○)あぁ、使う用事があったからな

レイ)はいはーい‼️黒霧さんって前は何やってたんですか?

○○)すまないがそれは秘密だ、それを知ると君たちは部屋に引きこもるだろう

レイ)えぇ〜教えてくださいよ〜

遥香)あの、真夏さんとはどういう関係なんですか?

○○)あぁ、真夏さんは高校の同級生だ。

遥香)えっ、じゃあ黒霧さんって乃木高の卒業生なんですか!?

○○)そうだが?

遥香)私達も乃木高なんですよ‼️

○○)……なに?ちなみに君たち同じクラスか?

レイ)ん〜半分ずつ分かれてますね‼️梅澤先生クラスと与田先生クラスと半分ずつで‼️

○○)そうか………(ということは案外早くこの問題には解決出来そうだな)

○○)ちなみに今の校長は?

あやめ)橋本奈々未さんです、副校長には白石さんです……

○○)そうか(橋本が校長、だったら簡単に物事が進むな)

レイ)それにしても黒霧さんが私達の先輩だなんてびっくりですよ〜‼️あっ、ちなみにあやめんが今の生徒会長なんですよ?

あやめ)ちょ、ちょっとレイちゃん‼️

○○)そうか、なら話が早いな

あやめ)えっ?

○○)筒井あやめ、明日の放課後校長室に向かってくれ

あやめ)えっ?わ、分かりました……

ホームセンターにて

○○)さてと、各自1人1人にメモとペンを渡した。そこに欲しいやつを書いて大丈夫だったら俺に持ってこい。それじゃあ解散

真佑)あ、あの‼️お金は?

○○)心配するな、全て俺が払う。さっさと決めてこい

レイ)ホント!?じゃあ行こあやめん‼️

あやめ)ちょ、ちょっと‼️

遥香)私達も行こっかさく‼️

さくら)…………うん。

数分後

○○)さてと、連絡は終わった………っとあれは遠藤か?

さくら)…………

○○)これは恋愛小説か

さくら)あっ、黒霧……さん。

○○)本、好きなのか?

さくら)…………(。_。`)コク

○○)ほれ、気になるやつ選んで来い買ってやる

さくら)い、いいんですか?

○○)言っただろ、俺は君たちに幸せになってほしいってな

さくら)………あ、あの私みたらし団子食べたいです///

○○)団子か、じゃあ帰りにみんなで寄るか?

さくら)あ、ありがとうございます///

帰宅後

遥香)ただいま〜‼️

レイ)ただいま〜‼️

あやめ・さくら)ただいま……

??)あ、おかえり〜‼️

??)なぁ、その人が新しい人なん?

○○)君たちは?

紗耶)金川紗耶だよ、よろしくお兄さん‼️

○○)そうか、君が……

紗耶)ん?もしかしてまゆたんから聴いたの?でもいいよ気にしなくて慣れちゃったし‼️

○○)そうか?(目が諦めている顔しているなこの子は)

聖来)早川聖来‼️彼女いますか〜‼️

○○)居ないが?

聖来)ならチャンスありますか〜‼️

○○)無い、諦めろ

聖来)やっぱり無理だった〜‼️

真佑)聖来、無理って言ったじゃん笑

聖来)いやだってな?こんなに高身長でイケメンなら狙うしかないやん‼️

○○)無理してるのか君も

聖来)私はポジティブなだけですよ笑でも、真夏さんが連れてきた黒霧さんならウチはサポートしますよ

真佑)あっズルい‼️私もサポートしますからね!?

○○)(何がズルいんだ?)あぁ、期待しておこう

聖来)あれ?あやめんとさくちゃんなんか明るくなった?

さくら・あやめ)えっ?

紗耶)ふ〜ん、2人とも黒霧さんのおかげで明るくなってるね‼️

さくら)ふ、普通だよ………(男の人なんて大嫌い。)

あやめ)そ、そうだよ。(どうせ直ぐに裏切るんだから)

こうして1日が過ぎた

次の日

○○)さてと、そろそろ行くか

俺は車に乗ってかつての母校乃木坂高校に向かった

○○)『もしもし俺だ』

蓮司)『あっ、兄貴‼️どうしたんすか!?』

○○)『お前に任せた件、どうなってるか気になってな』

蓮司)『あ〜シェアハウスの子達件っすね?一応兄貴に言われた通り、”筒井あやめ”って子の調査だけ先に終わらせてるんで送るっすね』

○○)『あぁ、悪いな任せて』

蓮司)『全然いいっすよ、あっそうそうシェアハウスの子達の件で後回しにしてた金川紗耶って子と遠藤さくらって子、結構ヤバいみたいなんで送っときますね‼️一応調べは終わらせてるんで』

○○)『一気に3人もやってくれたか、さすが俺の部下だな。そのうち焼肉行くか』

蓮司)『おっ、マジっすか!?あざーっす‼️』

俺はそのまま電話を切って蓮司からの資料に目を通した

○○)やっぱりそうか………早いうちに3人のやつ終わらせないと後々大きくなるな

俺はスマホをしまって目的地に向かうのだった

続く

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