シェアハウスの管理人になりました。　第7話

坂道オタク小説家

2023年10月11日 08:54

数週間後

○○)少し出かけてくる

あやめ)行ってらっしゃい○○さん

○○)さてと……夕霧会っね

プルル

○○)『なんだ、どした快斗』

快斗)『どしたって、兄貴が調べろって言ったんじゃないっすか〜』

○○)『あ〜そうだったな、一応既に情報知ってるけど合致してるか確かめたいから集合な』

快斗)『いや、ちょ……』

ﾌﾟﾂ

○○)さてと、さっさと終わらすか

喫茶店

快斗)あ〜‼️やっと見つけましたよ兄貴‼️

○○)ここ喫茶店静かに

快斗)あ、うっす‼️俺にもコーヒーを

○○)さてと、んじゃあ情報の照らし合わせするか

俺は快斗の情報と照らし合わせた

やはり飛鳥の調べた通り、夕霧会のことが出た

快斗)まさか、夕霧会がここで出るとはおもわなかった

○○)ん？どういうことだ？

快斗)そう言えば、黒霧さんは知らないですね。夕霧会は最近海外に拠点を広げてるんですよ

○○)海外に？日本だと俺らがいるから下手に動けないからってことか

快斗)はい、それでどうやら海外マフィアと同盟を結んだらしく

○○)それで？

快斗)今では俺らの次に勢力が強いとされてるんです

○○)そうか……だが、俺のシマを荒らした以上潰すしかないよな？

快斗)それ、要は俺と兄貴で夕霧会を壊滅させるって事ですよね？分かってますよ

○○)一息ついたら行くか

快斗)了解です

○○)飯は食ったのか？

快斗)食ってないですけど

○○)奢るからなんか食え

快斗)あ、ありがとうございます‼️

昼食後

○○)さてと、行くか

快斗)了解です。

？？？

？？)悟、今日の金は持ってきたのか？

辻村悟、辻村財閥の一人息子にして田村真佑の彼氏

悟)こ、これです‼️

悟は懐からお金の入ったキャリーケースを？？に渡した

？？)よし、じゃあまたお前らに融資300億つぎ込んでおく

悟)……あの、もう終わりにしてくれませんか？

？？)何を言っている？お前たち辻村財閥自ら決めた選択だろ？

悟)お、俺はもう……みんなを苦しませたくない

？？)んじゃあお前の彼女さんこの世から居なくなってもいいんだな？

悟)そ、それは………

？？)だったら大人しく……

○○)大人しくするのはお前らの方だぞ夕霧会

？？)アンタは……大鳳組の若頭！？

○○)快斗、どうやら辻村財閥は完璧に白みたいだな

快斗)みたいですね、俺は完璧辻村も黒だって思ったんですけど

？？)新川組若頭まで……なんの用だ‼️

○○)3つだ。1つはそこの辻村悟に用がある

悟)俺に？(オレ、大鳳組になんかしたっけ？)

○○)2つ、お前ら夕霧会は俺のシマを荒らしたからその抹殺

？？)抹殺！？

○○)3つ、カタギに手を出したお前らに対して俺は怒っている。以上だ

快斗)尚、この件に関して他の組からの賛同も貰っている為お前ら夕霧会は本日をもって解体だ。

悟)か、解体……

○○)辻村悟、お前には黒い噂が蔓延っている。そのお金の融資もそうだが、お前には後でピッタリな商談を用意するからそちらと契約してろ

快斗)さてと、夕霧会若頭の一瀬雄大お前はどうする？

一瀬雄大、夕霧会若頭

雄大)なもんアンタらをぶっ潰すだけだよ？俺らは昔の夕霧じゃねぇんだよ‼️

○○)………言っておくが、お前達夕霧会は今包囲されている

雄大)は？

快斗)アンタらは踏み入れてはいけない領域に入っちまったってわ〜け、分かった？

○○)『もしもし俺だ、あぁ始めろ』

○○)一瀬雄大、組長に会わせろ。行くぞ快斗

快斗)うっす

組長の部屋

○○)久しぶりだな組長さん

夕霧昌史、夕霧会組長

昌史)君が来たってことは………ここも潮時か

雄大)ちょっと組長‼️

昌史)お前は黙っておけ、全てはお前が犯した事件だからな

○○)理解早くて助かる………

その時デスクに置かれていた写真立てを見た

○○)………組長さん、そこに写ってるのは？

昌史)あぁ、3年前に行われた海外グループとの親睦会だね

○○)じゃあ、そこに写ってる海外グループ側に居る日本人のことは？

昌史)あ〜確か最近入った新入りの”北嶋”って言う男だったね

○○)そいつの………名前は和哉か？

昌史)知り合いか？

○○)その海外グループは今どこにいる説明しろ

快斗)黒霧の兄貴？

昌史)仲間を裏切るなんて……

○○)いいからさっさと北嶋和哉の居るグループを言いやがれ‼️

俺はそれと同時にデスクを叩いた

昌史)それは組全体の事か、それとも君個人かな？

○○)10秒以内に言わねぇと”ぶっ殺す”

快斗)ちょっと兄貴！？(あれを言った時のあの人はガチギレの時じゃねぇか‼️)

昌史)悪いが言えないね

○○)そうか………だったら”死ねよ”

俺はそう言って懐からチャカを取り出し銃口を向けた

快斗)ちょ、ちょっと兄貴……

○○)快斗………”少し黙ってろ”

快斗)うっ………(見たことねぇ兄貴のオーラだ)

雄大)ちっ、組長‼️逃げて下さい‼️

そう言って若頭の一瀬は俺に突進をした

雄大)夕霧会全員‼️大鳳組をぶっ殺せ‼️

○○)ちっ、俺の邪魔すんなじゃねぇ‼️快斗伝えろ‼️

快斗)………新川組、大鳳組‼️夕霧会全員……抹殺せよ。

夕霧会と大鳳組・新川組の戦争が始まってしまった

数時間後

雄大)んぐっ………

○○)覚悟………出来てんだろうな？

雄大)へへっ、ぜってぇ言わねぇよ……ばぁ〜か‼️

○○)そうか。

俺は一瀬を撃ち殺した

○○)昌史は？

快斗)逃げたみたいです……

○○)後処理任せた、俺は帰る

快斗)はい、道中お気を付けて

車内

○○)『……もしもし』

奈々未)『だから……って今日は一段と静かね』

○○)『”和哉の居場所”見つかるかもしれん』

奈々未)『分かった、飛鳥に伝えるわ。黒霧のことだから大まかなヒントしかないんでしょ？』

○○)『海外マフィア、最近入団したグループ』

奈々未)『分かった、ちゃんと寝るのよ……○○』

○○)『………母親づらすんな、でも……そうするわ奈々未』

俺は電話を切った