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「ねぇ、もし私が居なくなっても、 ちゃんと世界は回る。 必ず朝は来るし、 必ず夜が来て、 また朝になる。 歯車のように世界は回ってるし、 もし、歯車がくるいそうになったら 必ず代わりが来る。 だから、 私一人この世界から 居なくなったぐらいで、 回らなくなるなんて事ないんだよ…。 分かってるって、 冗談だよ、 冗談。 怒らないでよ…。 ただ、言ってみただけだよ…。 そんな真面目な顔しないでよ…。 あなたにこうやって 抱きしめても
前章の続きです。 「発達障害あるある」の無意味さもう一つ言いたいことです。 大人の発達障害について、症状を解説するサイトは星の数ほどありますね。 そこにはたくさんの「特性」が列挙されていますが、それらのリストを眺めていて、ふと思いました。 …これ全部合わせたら「ダメ人間の百科事典」になるだけじゃない? つまり、 感情の抑制・集中のコントロール・記憶力・想像力など「脳機能が低下した人の行動」を、全て羅列しているだけです。 他にどんなパターンがあるのか聞きたくなりま
このマガジンをざっくり読んで、ググるための言葉を覚えてください。 未作成の記事も多いですが、いっそタイトルだけでも構いません。 それで入口ができます。 上では、自分の思考過程を実例として紹介しましたが、医者からすればこれらは「医学」と呼べるレベルではありません。 調査には、高校の理科にちょっと毛が生えた知識・理解で十分なのです。 というか、それすらなくても大丈夫。 必要に応じてググって覚えていけます。 (クレアチニン代謝に関する図の話にいたっては、カタカナが読めれば
オーガニック食品の疾患治療、健康維持に関する有効性についてはこちら ↓ 発達障害/精神疾患の治療という趣旨から離れますが、よく話題にあがるので自分の考えを書いておきます。 自然は敵でも味方でもない池澤夏樹という理系出身の作家がいます。 理系といえどSFではなく自然をテーマにした純文学作品を書いています。 この人がエッセイに書いたのですが、 「自然は人間の味方でも敵でもない。ただ無関心なだけだ。」 という考え方に僕は強く共感します。 山や海の美しさに感動するのも人間
前章の続きです。 発達障害/精神疾患を治療する方法は、セオリーに従って、各根本原因の有無を調べ、潰していくことです。 ここで重要なのは、どの治療をどのタイミングで行うかです。 本章ではその点に踏み込んでいきます。 ↓ は前章で出した治療計画テンプレート図のおさらいです。 効果の出る正しい順序行うべき順序は、 とはっきりしています。 (※「トレーニング」であるマインドフルネスが、治療開始時点から始めるべき理由は後述します。) それぞれについて解説します。 以上
前章の続きです。 栄養不足からの障害/疾患は遺伝なのか根本原因⑪疾患性・遺伝性栄養欠乏について、その名を気にしてる人は多いと思います。 とくに発達障害は、遺伝的要因があるかないかよく論争になります。 遺伝的要素が全く関係しない疾患というのは、ほぼ存在しないと思いますが、その点に関して、事態はさほど深刻ではないことを解説します。 遺伝的要因その1:カスケード理論 栄養欠乏が遺伝子によって引き起こされることは、三石巌という学者が究明した「カスケード理論」が説明しています
前章の続きです。 【栄養素】食物繊維炭水化物は糖質と食物繊維に分かれ、食物繊維は次の2つに分かれます。 ・水溶性食物繊維 水に溶けるもの。腸内でいわゆる善玉菌の餌になって繁殖を助けます。 ・不溶性食物繊維 水に溶けない方です。人体で消化吸収できません。 腸内でもそのまま放置され、腸壁細胞の隙間から微生物が侵入するのを物理的にガードします。 また、老廃物をからめとって排泄されるので、下痢を防ぎます。 不溶性食物繊維の役割としての「腸内のバリア」機能は ↓ に
前章の続きです。 下記の書籍をソースに試行錯誤した結果と、オーソモレキュラー系の情報をプラスして解説していきます。 【栄養素】ミネラル類人体に必要な主要なミネラル類は以下のあたりです。 ・カルシウム (Ca) ・マグネシウム (Mg) ・銅 (Cu) ・亜鉛 (Zn) ・鉄 (Fe) ・リン (P) ・ケイ素 (Si) ・ナトリウム (Na) ・カリウム (K) ・リチウム (Li) ・ヨウ素 (I) ・セレン (Se) etc… こんなにあるのか!と絶望しそうです
前章の続きです。 下記の書籍をソースに試行錯誤した結果と、オーソモレキュラー系の情報をプラスして解説していきます。 【栄養素】脂溶性ビタミン(A・D・E)脂溶性ビタミンは水溶性と違い、吸収・使用・排出のスパンが長いです。 皮膚や細胞の再生速度、骨生成、免疫力などを司ります。 また、肝臓で代謝されるので、飲みすぎると肝臓に負担がかかります。 上に挙げた本でこの点は指摘されていませんが、肝臓のキャパシティは個人の疾患状態で変わります。 僕は以前、本に書かれた最大容量
前章の続きです。 【栄養素】タンパク質多くの人はビタミン・ミネラルを気にしていますが、一番重要なのはタンパク質です。 なぜタンパク質が重要か? 筋肉の維持というより、酵素の維持です。 酵素は体内のあらゆる化学反応のON/OFFスイッチです。 主原料はタンパク質です。 ドーパミン、セロトニン、コルチゾール…、ほとんどのホルモンは酵素を使った化学反応により合成されます。 ビタミン・ミネラルの役割は、タンパク質に結びついて酵素を完成させる補酵素、つまり最後の一押しで
前章の続きです。 下記の書籍をソースに試行錯誤した結果と、オーソモレキュラー系の情報をプラスして解説していきます。 【栄養素】水溶性ビタミン(B・C)ビタミン・ミネラルについて、厚労省のウェブにある最低必要量は「これを切ったら命に関わる量」なので無視してください。 ちなみにアメリカではだいぶ数字が違います。 (アメリカは多人種国家なので、白人と黄色人種の差ではないと思います。) B群とCは、神経伝達物質の合成に直に関わるので、集中力やストレス耐性につながります。
栄養補充の位置づけ依存症を治療したケース 藤川徳美のメガビタミン療法の本を読んで実行し、アルコール依存症を完治させたフォロワーの人がいます。 その人は何年にもわたり依存症・精神症状を患い、十種類以上の向精神薬を試しても効かなかったそうですが、 決め手はナイアシン(ビタミンB3)の摂取だったようです。 服用量を聞いてみると、明らかにドーパミンを抑制する量だったので依存症に効果があったのだと思われます。 根本治療全体の土台作り …そのように、これ一本で行けてしまう人
メガビタミン療法の治療対象Xでオーソモレキュラーの医師がこんなことをポストしてました。 根本原因となる病態を特定せず、とりあえずサプリを飲むというのは健康増進であり、疾患治療ではありません。 メガビタミン療法は有名ですが、独学で行う場合その観点が抜けてしまいがちです。 栄養欠乏をなくすことは、あくまで根本治療の土台と思ってください。 独力・低コストで実行可能です。 その際に非常に便利なのが ↓ の書籍です。 山ほどある健康本の中でこの本が特別なのは、 ・栄養素の量