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支えられた就活旅

2024年2月26日
TABIPPO学生支部が長期にわたって準備してきたBackpackFESTAが無事開演し、終幕した。同時に、2年間所属したのTABIPPO学生支部としての生活が終了。

TABIPPOに入ったのが、大学2年生の6月であり、終わった時は大学3年生2月。そうこうしないうちに就活の時期になった。

何を基準にして良いか分からず、自己分析のために他の人から見た自分についてをひたすら語り合い、友達と何度も面接の話。3月からはそんな日々だった。

僕は、一度東京へ就活の旅に出た。住んでいる場所とは違う空気に人の多さ、建物など何から何まで違い、新鮮だった。

けれど、一番感じたのは「気温」。4月とはいえ、最高25℃の暑さの中で、必死にスーツ姿で駆け回り、体の負担が大きくなっていった。

そんな中で、就活終わりに東京のTABIPPOメンバーと食事しに向かう途中のこと。電車に乗っていて、駅で下車するとき、疲れがぐっときたのか、くつひもがほどけてしまった。しかし、この時両手がふさがっている状態でかつ、体勢をかがむのも、少しきつかった。駅の安全な場所に行き、結ぼうとしたら、通勤帰りのおじさんがこう言ってきた。

「ほどけてますよー」

本当に些細なことかもしれないし、とっても小さいこと。でも、忙しい中でも、東京という人が多い場所で、自分が困っているところを見かけて、さらっとこう言ってくれる人がいることに、びっくりした。でもとても嬉しかったし、当たり前に思ってはいけないなと思った。
自分もこんな人ごみの中で生活するのかもしれないと考えたら、かなり勇気のいることだ。元々自分は引っ込み思案で、いざ人の前に出ても、なかなか自信を持って言えるタイプではない。でも、こういう些細なことでも、様々な場面においても人助けができるようなスキルは憧れはあるから、少しずつ頑張りたいな。

その後も、無事TABIPPOメンバーと合流し、ハンバーグ屋さんでバイトしているTABIPPOメンバーのもとで食事をすることができた。
その他でも、東京にいるTABIPPOメンバーと居酒屋に行ったり、鍋会に参加したりして、お互いの就活状況や頑張っていることについてを交流した。

こうやって、いつも話に乗ってくれる人、優しくしてくれることが当たり前ではなく、どこにいっても、色んな考え方を持った人がいる。自分の当たり前だけで進めてはいけないし、いずれは柔軟に対応しないといけないときが来ることが分かった。

これからも、全力で突き進みながら、全力で適切な人のサポートができるように、極めていきたい。



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