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旅ができる喜び

皆さんは、◯◯ができる喜びという言葉を聞いたことはないだろうか。スポーツや学校、音楽、習い事など、熱中していたこと、好きなことをまたできるようになる喜びを表した言葉になっている。そんな中で、今の僕がこの言葉に当てはまる言葉というのが、「旅ができる喜び」と言う言葉だ。お金が無くてもなんとか自分の趣味の時間を作りたいというのが、頭にある。さすがに、いきなり当日になって、飛行機に乗るということを何度もやったら違うかもしれないが、同じ県で、あまり知らないところを巡っていく。そして、旅の楽しさを満喫する。(例えば、最寄りの駅からあまり知らない駅にいくことも)それも、旅の一つにもなるだろうと考える。
そして、2023年2月。僕は、タイをきっかけに、「旅」をすることができるようになった。自分自身が大きい旅を最後に行ったのも2022年10月。それ以降は、2月のタイにお金を当てるため、旅はほぼ休止していた。でも、他のメンバーは青森や沖永良部、東京での交流会など、色々な場所へ行っている。
それに比べて僕は、どこにも行けてない。どこか置いてけぼりな自分がいた。何かしら参加したいが、一部の周りから、「2月タイまでは旅できないよ」と言われ、モチベーションがどんどん下がった。さらに、家族のコロナ感染も11月にあり、さらに置いてけぼりになったような自分がいた。
けど、モチベーションを上げていくしか方法はないから、遠くいる人と1on1を頑張ってみるということをとった。

その結果、相手の人も同じ悩みを持っている人がいたり、サポートをしてくれる人など、様々な人が現れた。この取り組みを行うこそ、TABIPPOがあるかなとも考えた。

今年の2月。釧路に行くことが決まり、大きい旅行では、10月の山梨が最後だ。参加して、「めちゃくちゃ楽しい。これこそ旅」というものだった。メンバー間の絶えない笑顔や面白い声が響き渡ったり、メンバーだけでなく、釧路のお店の人の人柄やメニューなどが、忘れられないものとなっていった。そして、タイ。見たこともないような景色や文化、習慣など、すべてを学習した。このように、現地に行かないと分からないものだっていくつか存在するのだ。例えば、路上で寝たり、勧誘、車の速度が速いなどがある。そういったことを現地に行って、旅をしていなーとより思った。

旅は、確かにお金と時間が必要だ。でもそれ以上に、旅ができることは当たり前ではないとも思った。最近起こった、新型コロナウイルスによる移動の制限や自然災害、人災などがある。それらはいつ起こるか分からない。1秒後かもしれない。3日後かもしれない。10年後かもしれない。誰も分からないのだ。だからこそ、この旅ができない間に、「旅はお金や時間さえあれば当たり前にできるものではない」と思った。また、旅だけではなく、他のことでも、当たり前ではない状況がもしかしたらまた来るかもしれない。そういったことを意識しながら、僕は一日を大切に過ごそうと思った。例えば、旅、家族や大学の友達との会話やTABIPPOメンバーとの1on1。どれもいつかは終わりが来る。その終わりまでに後悔しないよう、1日をより意識しようと思った。

今まで旅できたことは、色んな人の支えがあったからこそできたもの。自分ひとりではできていない。周りの人に感謝しながら、また旅をしていきたい。


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