コンビニジムのCMと、非喫煙者のモヤモヤ解消について
わたしは普段、テレビを付けっぱなしにすることを好みません。
見ていないならば、すぐさま消したい。
テレビドラマ好きとして、録画機器にチャプター機能が付いたのは寿ぐべきことです。
CMに入ったら、一発で次に飛べる。
うっかり早送りし過ぎて犯人が何となく分かってしまうこともないし、早送りと巻き戻しのループに嵌ることもない。民放もほぼNHK感覚で見られる。
ありがとう、チャプター機能(を開発してくれた人たち)。
ドラマをリアルタイムで視聴せず、すべて録画してCMを飛ばすようになってから、CMに疎くなったなと感じます。
蚊取り線香を見ると「日本の夏。」と言ってしまうし、線香の匂いがすると「幸せの青い雲~」と脳内再生される。
デパ地下に行くと「カステラ1番・電話は2番~」、ピアノを見ると「ピアノ売ってちょうだ~い」、栄養ドリンクを飲むと「ファイトーいっぱーつ」。
子どもの頃に見たCMは、わたしの中にそうやって息づいています。
ダッダーンボヨヨンボヨヨンって
何を宣伝していたのでしょうね。
でも、最近のCMにどんなものがあるのか、全然分からない。
そんな中、なぜか時々コンビニジムのCMだけ目に入ってきます。
着替えもせずにちょこっと運動出来る、お手軽バージョンらしいジム。
何故でしょう。
チャプター機能を凌駕する勢いでたくさん宣伝を打っているのか、気軽にちょっと運動したいというわたしの気持ちが目を留めさせているのか。
会社に、今どき喫煙室が設置されているのは時代遅れなのか、もしくは受動喫煙禁止法によって益々肩身が狭くなったであろう喫煙者の希望の光なのか。
知りませんが、弊社には喫煙室があります。
でも、喫煙者には休憩時間以外にも息抜きが与えられて、非喫煙者にはお手洗い以外の息抜きが認められていないというのは不公平だなと感じています。
ドラマではコーヒーメーカーやビーズクッションやソファなんかが備えられた休憩ルームが出てきますが、そんなものは弊社には、無い。
仕事の合間にちょっとタバコ、という自由があるなら、仕事の合間にちょっと運動、という自由もあればいいのに。
ずっと自席でパソコンをカタカタしていたら、肩がこっちゃうわ。
社内にコンビニジムが出現したら、非喫煙者からの会社の評価が上がりそうなものですが、休憩ルームを作る向きも見られない弊社に、そんなものが出来るのはいつのことになるでしょう。
わたしの定年退職の方が近いような気がする今日この頃です。