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認知症とスピリチュアル

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父の認知症をスピリチュアルに捉えています。 緊急搬送から入院、転院、施設探しまで変化の中、たくさんの気づきとスピリチュアルな捉え方、そこから得たギフトを記事にまとめました。 同じ… もっと読む
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認知症とスピリチュアル④

「実は今週末にお部屋に空きが出そうなのですが、いかがでしょうか。」 夕飯の洗い物をしていると携帯の着信があった。待機をしている施設からの電話だった。 リハビリと医療体制が整いながらも、アットホームな居心地の良さを感じる施設の待機者は、おおよそ30人。 1ヶ月半前に施設見学をさせて頂いて、待機申し込みをしていた。 父の退院6月22日までに順番が回ってくるかどうかは、もはや諦めかけていた。 諦める・・・というのは、手放すという事だと私は思う。 状況にしがみつかない。 必ず

認知症とスピリチュアル③

父が、リハビリ病院へ転院してから、もうすぐ5ヶ月が経とうとしている。 リハビリ病院は入院期間が決められているため、次の施設を探す必要があった。 入院中に、父の状態がどんどん変化するため、施設選びや家族の気持ちの変化も常にある。 さまざまな難病の疑いが見つかり、想像もしていなかったような方向へと向かう。 さらに、認知症という観点からか、リハビリ病院なのにもかかわらず、リハビリを制限されてしまう時期が1ヶ月くらいあった。 また、薬の影響もあり、体力的にも、肉体的にも、もちろ

認知症とスピリチュアル②

父が入院してから、家族は、ざわざわ。 不安だった母の思考は、ストレスへと変化してメンタルケアが必要となってきた。 https://note.com/cleoayaco/n/n1d5167b5e123?sub_rt=share_pw でも、そんな変化の中で一つ良かったのは、 怒りだったり不満だったり、それが本当の不安要素なのに、いけないことだと押さえ込んでいたことが、表に出せるようになったことだ。 自分自身の気持ちにウソをつくコトは、自分に優しくないな、と思う。 良く

認知症とスピリチュアル

昨年末のクリスマスの翌日、父が脳出血で緊急搬送された。 数日後、緊急手術。命を取り止めた。 現在はリハビリ病院に滞在中。 ちょうど1年ほど前から、軽い認知症状が始まり、勤めていた外資系の商社を退任することになった。この時76歳。 もう充分お仕事をさせて頂けたと思う。 7月に77歳のお祝いをして、そして年末・・という流れだ。 活動的で、スポーツマン、人付き合いが活発な父にとって、一変、人生を切り替えるタイミングがやってきた。 新しい人生のステップの始まりだ。 本人はも