見出し画像

HEROIC VERSEを総括する

今年もbeatmaniaIIDXの新作稼働の時期が来ました。
実はこれまで、ひとつの記事でじっくり振り返りということをやったことがありませんでした。
いい機会なので、beatmaniaIIDX 27 HEROIC VERSEの思い出について語ってみようと思います

収録楽曲の思い出

今作もバラエティに富んだ多数の楽曲が収録されました。
その中でも特に思い入れのある曲について語ってみます。

VALKYRIAS -英雄誕生-
本作のオープニングテーマにあたる楽曲です。
安定のHuΣeRさんと歌い手のKuroa*さんのコンビが再び実現しました。
クロスフェードを聞いたときから必ず初回プレーの一曲目に選ぼうと決めていた楽曲です。
純愛についての歌詞をKuroa*さんの熱唱と心地いいロックが見事に合わさった神曲という言葉以外ふさわしい言葉がありません。
作業用BGMとしてもテンションが盛り上がり何度も聞いてしまいます。
BEAT PRISONER
もはやbeatmaniaIIDXの常連となったAJURIKA氏のイベントボス曲です。
ジャンルがBIG BEATという今までにないもので、AJURIKA氏の多彩さが現れています。
譜面の方もボス曲ということで押しにくさに特化したCN混じりの譜面となっておりやりごたえ抜群です。
AJURIKAのデケェロボット。
EROICA
メインイベントの最後を飾る楽曲です。
読みは「エロイカ」です。他意はない。
この曲を語るうえで欠かせないのはその特徴的な譜面です。
高速高密度なのはもちろんなのですが、通常は伸ばす音に当てられるHCNを極限まで短くして階段状や交互押し情状に配置してあります。
このような配置はIIDXの歴史を遡っても見当たらず、解禁当初はどうやって押すのか物議を醸しました。
曲の方も申し分なく、美しいメロディに英雄誕生のフレーズが入っています。
はやくサントラで聞きたい曲のひとつです。
がっつり陰キャ!?怪盗いいんちょの億劫^^;
毎度おなじみとなったmoimじゃなくてPrimちゃんの新曲です。
かつて、22 PENDUALでは「表裏一体!?怪盗いいんちょの悩み♥」という楽曲がありましたが、これの続編となっています。
世話焼き好きだった怪盗いいんちょがなんと陰キャになってしまうというストーリーで、陰キャっぷりが存分に発揮されております。
今までのPrim曲と比べて圧倒的に難しく、圧倒的に耳に残る曲で聞けば聞くほどPrimちゃんの世界に引きずり込まれてしまう一曲です。
セピアの軌跡 ft. 天宮みや(少女フラクタル)
Xceon(エクシオン)さんの新曲です。
今回はいつもと違う方の歌唱となっています。
Level10の楽曲の中でも非常に叩きやすく、演奏感が抜群です。
さらに、この曲は家庭用のbeatmaniaIIDX INFINITASにも収録されており、譜面の完成度の高さを物語っています。
決して高難易度ではありませんが、音ゲーの楽しさを再認識させてくれる一曲でした。

どれだけ上達しただろう

前作26 RootageではSP十段で終了しましたが、今作27 HEROIC VERSEではついに段を通り越し、中伝となりました。
前作も中伝に届きそうではあったのですが、わずかに実力が足りずに今作へ持ち越しとなったのは苦い思い出です。
かつて皆伝の課題曲であったMENDESを段位ゲージで抜けたことでひとつの自信となりました。

画像1

これが中伝に受かったときのリザルトです。
自分にはまず手の届かないところにあるものだと思っていたものですから、このリザルトをみられたことは感慨深かったです。

普段のランプ更新では、17 SIRIUSのラスボス曲であったAlmagestにイージーランプ(通常のクリア条件より少し優しい条件でクリアする)をつけることができました。
ハードランプ(通常のクリア条件より厳しく、ゲージがなくなると強制的にゲームオーバーになる)の方は自分がbeatmaniaIIDXを始めたシリーズの20 tricoroのSYNC-ANTHEMや26 RootageからVisterhvがつきました。
どちらもハードランプをつけることが難しい楽曲なので思わず人前で喜んでしまうくらいに嬉しかったです。

26 Rootage終了時のランプ状況はこちらです。

画像2


それに対して、27 HEROIC VERSE終了時のリザルトはこちらのようになりました。

画像3

ハードランプが60個ほど増え、それを埋めるように難しい曲をイージークリアしています。
イージーとハードともに一年間で大きく成長したと言えるのではないでしょうか。

ゲーム環境の変化

今作を語るうえで欠かせないことといえば、LIGHTNING MODELの導入でしょう。
こちらはe-sportsとして採用されるということで、環境の統一を図って導入されたものです。
まず、このLIGHTNING MODEL最大の特徴は120Hzモニターが採用されているということでしょう。
これのおかげで、PGREAT(本ゲームの一番いい判定)が出やすくなりました。
全国のトップクラスの腕を持つ人も過去には出なかったような高スコアが数多く出てることから本当にこの効果はすごいとしか言いようがありません。
また、多くの店舗では大会基準を意識してボタンの設定はデフォルトにしているところが多いです。(これまでは店の判断でボタンを軽くする、重くするという設定をしており、初期設定にしている店舗はほとんどなかった)
筆者はまだこの設定に慣れておらず、下手すると腕に支障が出るレベルです。
少しずつでも慣れるため、家庭用の専用コントローラーをLIGHTNING MODELと同じ設定にして練習しています。
いずれはLIGHTNING MODELでも問題なく遊べるレベルまで持っていきたいところです。

イベントはどうだったのか

このゲームでは新作が稼働してから少し経つと新曲解禁イベントが始まります。
今作はどのモードでも進行できる「HEROIC WORKOUT!!」とスタンダードモードのEXTRA STAGE限定の「SHADOW REBELLION」の二本立てでした。
前者はメインキャラの姫留(ひめる)と一緒に筋トレして楽曲を解禁するイベントです。
19 Lincle以降、しばらく音沙汰のなかったROOTS26のストーリーが入り、盛り上がりました。
個人的にはこのような世界観の理解が深まるイベントは大好きで、後ろで待っている人がいるにも関わらず、じっくりセリフを読んでしまうくらいまで深入りしてしまいました。
でも、ずっと筋トレしてるだけというのは内緒。
「SHADOW REBELLION」の方はスタンダードモードのEXTRA STAGEで専用フォルダが出現するという恒例のイベントです。
このイベントの特徴はなんといっても過去作のキャラが闇堕ちして襲いかかってくるというもので、更新があるたびに公式Twitterでシルエットが公開されます。
これがどのキャラなのかと毎回予想するのが楽しかったです。
ちなみに、筆者は一度も当たりませんでした。
楽曲の解禁方法も、前作と比べてクレジット数はかかりますが、選曲の制限がかかる回数が減ったため、個人的にはその面もプラスでした。

BISTROVERへの意気込み

本ゲームの目標といえば「皆伝」の称号を取ることですが、思っている以上に多大な時間がかかります。
着実にハードランプを増やして安定して中伝が取れることを目標に頑張ってみたいです。
とりあえずは、曲が好きで目標にしていたECHIDNAのクリアやProof of the existenceのハードクリアを目指して頑張ろうと思います。
もちろん、成果を求めるだけじゃなくてイベントも楽しみ尽くすつもりです!

最後に

今年は世の中が急激に変化し、beatmaniaIIDXも他の例に漏れず更新が止まるなどの影響がありました。
しかし、こうして今年も新作が稼働するのは嬉しいことです。
次回作BISTROVERでも遊び尽くしたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?