節約術の記録9 なぜ蓄電池を導入しないのか

大前提として、私は正直に言って蓄電池はマジで欲しいと考えている。理由はこれまで述べてきたように卒FIT後は売電価格が極端に下がり、節約効果を十分発揮できない可能性が高いためである。それに蓄電池は災害時のメリットが大きい。

蓄電池は現時点では単純に価格が高く、初期投資に対して節約回収までに非常に時間がかかるとされている。多くの専門家も「損をする」という結論に行き着いている。

我が家の場合はこれまでの記事で紹介した「太陽光発電」＋「ふるさと納税」＋「投資信託」のスキームで十分利益が得られるため、今まさに蓄電池を導入するメリットは少ない気がする。

あくまでも将来的に(具体的にはFITを卒業するタイミングで)購入を考えれば良いし、そのタイミングであればもっとスペックの良いものや価格が安定したものを検討できると期待している。

また、EVを蓄電池代わりとするV2HやTESLAからもV2Xといった車両から他の車両や家などに電力供給できる技術も出ており、そちらも魅力的である。

故に繰り返しとなるが、今は蓄電池は導入しないのである。