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サンバイオの株価はどこまでいく?
サンバイオが来年から市販を開始したとしたら、株価はどこまで上がるでしょうか?
かなりざっくりとしてしますが、計算してみようと思います。
◼️対象となる患者数
現在、薬事審議会で異例の対応となり、話題になっているSB623(アクーゴ)は慢性期外傷性脳損傷の治療薬として承認されました。
このところ1番フェーズが進んでいた外傷性脳損傷にソースを一点集中してきましたが、市販後は慢性期脳梗塞や脳出血へと適応が進んでいくものと思われます。
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サンバイオの資料をもとにすると、外傷性脳損傷の患者数は6万人いるとされています。
6万人のうち、1%に投与されると仮定した場合、対象者は600人となります。
この数字だけを見ると、以前なんであんなに期待されたんだと思うかもしれません、、、
ところが海外には、日本の比にならないくらいの何百倍の患者数がいるため、アメリカをはじめ、海外で市販されれば、かなり夢がある治療薬となる訳です。
◼️薬価
薬価に関しては↓前回書きましたかが
通常の薬と同じように手続きが進むとすれば、6月に承認されたので、8月後半頃には薬価が収載される模様です。
最低でも一回の投与で100万円以上はするのではないかと、推測しています(同じような薬が全くないので、あくまで推測です)。
◼️株価はどこまでいく?
来年(2025年)以降の売上を予想すると
投与する患者数:600人
薬価:100万円と仮定した場合、
売上高6億円となります。
利益率が仮に2割だとすると、純利益が1.2億円となる計算です。
現在の時価総額が500億円(株価700円)前後ですので、PERは 500億÷1.2億 で416倍となります。
PER416倍だけ見ると高すぎっ!って感じですが、海外での市販も視野に入れると見え方が大きく変わってきます。
仮にアメリカで承認され、対象患者の1%だけに投与されたとしても年間5.5万人にのぼり、
売上高は100万円×5.5万人=550億円
純利益550億×0.2=110億円
成長性を鑑み、その時のPERを40〜50倍と仮定すると時価総額は
およそ5000億円です。。。
株価にすると7000円
破壊力のある数字です(笑)
これまでは全て仮説ですが、こういった先読みをして、現在の時価総額(500億円)の10倍くらいまで上がるのでは?と期待して買う方もいるのではないかと考えられます
そのため、サンバイオの最も期待が高まる時期としては、国内で市販が開始され、いよいよ海外で進展がありそうな時期ではないでしょうか!それがいつ頃かはわかりませんが。。。
※この記事は投資を推奨するものではありません。投資をする際はご自身の責任で行ってください。
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