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ヒカキンさんの青鬼実況が好きだった

【まず読んで!!!】

※初見さんのために、毎回、貼り付けることにしております。==================================================
このnoteでは、怖がりな私が「ホラーゲーム」を紹介しています。
恐怖・グロ・血液・ゾンビ・猟奇・幽霊・遺体など、
ホラゲ特有の用語はもとより、ときおり動画なども紹介します。

動画の紹介では、配信者のオリジナルの「サムネ」が表示されます。
また、私自身も「切り抜き」などで、関連の画像を表示します。

これらは、ゲーム実況や、Vtuberの方々の「応援」を第一義としつつ、
ホラゲ好き、または、配信者を応援する方と繋がる機会を持ち、
一緒に応援意見交換ができることを期待しているためです。

よって、健康上または精神上のリスクを抱えている方について、
それらを悪化させる意図のもとで公開しているのではありません。

該当しそうな方は、今後も本noteを閲覧しないよう、お願いします。
なにかあっても、私は責任を一切負えません。

同じく、不用意に、興味本位などで読むことも、おやめください。
見て「トラウマになった」などと難癖をつけられても、困るだけです。
同様に、個人を誹謗中傷、攻撃するため読むことも、おやめください。

以上、理解、実行できる方のみ、
そして、一緒にホラゲを楽しんだり、応援してくださる方のみ、
これからもよろしくお付き合いください。
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おっさーん。ほらこわです。
※おっさん:お疲れさん、の略

前回、「イイ・アクセス」からのヒカキンさん? 
を語らせてもらいましたので、今回は、その続きです。


青鬼のヒカキンさんで変わった「実況」への思い

みなさんは、ヒカキンさんの「青鬼」実況、ご覧になったことありますか?
あれ、ほんとに「ホラゲ界隈の神実況」だったと思うんだよな。

実はねー。前回書いた「イイ・アクセス」の記事の「叫んでる男」は、
もしかすると、ヒカキンさんじゃない可能性あるね(笑)

でも、その当時の私は、自分で言ってるとおり「ホラー怖い」から、
わざわざ「じゃあ、その映像見よう」とは、ならなかったんだよね。
だから、とうとう「男」の正体は分からず仕舞いだよ。

でも、いつだったか「ホラーゲーム」って興味本位で検索したのよ。
もちろんYoutubeでね。
そしたら出て来たのが「ヒカキンさん」の「青鬼実況」だった。

今でも忘れないよ。記念すべき第一号。
燦然と輝く「HikakinGames」の金字塔、
「【ホラーゲーム】青鬼を実況プレイ!Part1」だ!!

ちょ、ヒカキンさん、痩せてんなー(笑)
なんなら今のヒカキンさん、左の「青鬼」に寄せてるからな。
もう、夫婦の顔が似てくるみたいなもんだな(笑)

ヒカキンさんは、もちろん才能あふれる男だけど、
ぜったいに半分は「青鬼」に育ててもらった人じゃんか。
私にとって、ヒカキンさんって「青鬼の人」だから、
はっきり言って、それ以外でヒカキンさんを知ること、なかったと思うよ。

そもそも、私のように「懐かしのゲーム動画が見たい」という人間には、
ゲーム動画の外でチラチラ映ってること自体が「邪魔!」の一言だろ?
こっちが観たいのゲームなんだよ! お前じゃないんだよ!
って、暴言吐いとるが(笑) まあ、そういう気持ちだったんだよ。

それを「他人の実況がある動画」が「面白い」っていう、
まったく新しい価値へ転換してくれたのは、
私にとって、青鬼実況のヒカキンさんなんだよ。

なんてったって「ビビるヒカキンのリアクション」を見るっていうのが、
これ、「天才たけしの元気が出るテレビ」とかで育った私には、
もう面白くて仕方ないわけよ(笑)

「うわあああ!!!」とかさ。
叫んでる「あああ」を、はっきり発音してるんだよ(笑)
それ、一番情けないビビり声だろ!! マンガみたいな男だよ。

コイツ(←無礼だが)エンタメ分かってんな! ってね。
初めて、この「青鬼」の動画観たとき、ポンポーンと感じたよ。

それは、怖くないのにエンタメとして「怖がったフリしてる」とか、
そういう「やらせ」に類似した、低い次元のことじゃないんだよ。
直観的に「人の怖がる姿はエンタメになる」って、分かってんだよね。
それを「他人」じゃなくて「自分」でやってみせたっていう。

これって、たけしが自分で雑なバラエティーロケット背負って、
「じゃ、オイラ月へ帰るから」とか言って、マジで飛ばされて、
背中大やけどして、ヒロミに「馬鹿野郎!」って爆笑されるとか、
いわば、そういうことをやった、ってことなんだよ。

こういう、Youtubeという比較的新しいツールを使った彼のお陰で、
私の中にある「過去のテレビの世界」「平成のYoutube」という、
本当に、まったくもって分断された別個の世界だったところが、
ガシャーンと結びついた感じだったな。あれは、感動したよ。

このヒカキンって男、ぜったいNHK出る男になるって思ってたら、
やっぱ私の予言通りなったな(笑)


ヒカキンの初期「青鬼」実況は、ドリフだった

この「青鬼実況」は、ご本人にとってはどうか知らんけど、
私にとっては、ヒカキンさんの原点じゃないか、といいたいんだよね。

初期の「青鬼」実況の何がいいって「The・初見」の魅力だよ。
この初見感のハンパなさ!! 臆病なリアクション! すべてが最高峰!!

大学生のころに、第3部の『ジョジョの奇妙な冒険』で、
ヌケサク死亡を初見したとき並みの驚きよ(笑)

あの頃の荒木さん、神懸かった作画で、『バオーの来訪者』の〈変態〉と、
『魔少年ビーティー』の〈トリッキー〉で〈サイコ奇妙〉な世界が、
「DIO」と〈スタンド〉って形で、完全昇華してたじゃんか。

そのもっとも衝撃的なシーンが、多くの人が認めるところの、

「え!?…………オレ?」
「な…中にいたのは……おれだったァ――」


じゃない(笑) ページめくった先に置くとか、心憎いんだよな。
単行本で読んだから、最初「落丁か?」って思ったからな(笑)

中にいたヌケサク

で、あの「ヌケサク」臭を、この初期「青鬼」実況にヒカキンさん、
プンップン湛えてるんだよ(笑) もちろん、私の中でね。

まあ「青鬼」自体も、今ほどこだわってなくて、粗削りだった。
動画のログみたら、2013年ってことだから、
ニンテンドー3DとかWiiUが出てて、PS4を翌年に控えてた。
要するに、次第にFC時代の「ドット」が恋しくなってきた(笑)

そこに「初期の青鬼」と「ホラゲをマジで怖がるヒカキンさん」という、
ふたつの「粗削り」が、最高にクロスマッチして、
ズキュゥーーンッ!! と私の心を射抜いたんだよなぁ。

この頃のヒカキンさんって「勘が、超鈍い」のよ(笑)
あの「志村!! うしろ! うしろ!」の世界だよ(笑)

戸板が回転して、白塗りの幽霊とか出て来て、映像マジで怖いんだけど、
志村さんの「超人的な鈍感」のお陰で、めちゃくちゃ面白いドリフの世界。
あれが、ヒカキンさんの「青鬼実況」には、面影として漂ってんだよな。

志村さんと違うのは、ヒカキンさんにマジでイライラする点だよ(笑)
ヒカキンさんの初期の「青鬼」実況を見ているときって、
何度「セーブしろよ!!」って思ったか知れないぜ(笑)
「ヒカキン! セーブ! セーブ!」ってね(笑)

だけど、すべてのリアクションが「純粋」っていうかね。
分かるでしょ?
何も知らないし、何も分からない、っていうヒカキンさんの姿、
もうほんと、時間忘れて、ず~~~っと見てられた。

それは、やっぱりヒカキンさんの作り出す実況自体が、
上質なエンターテインメントだったからなんだろうな。


「青鬼実況」好きから「ホラゲ実況」好きへ

繰り返しになって恐縮だが、私はホラーは嫌いだ。
そして、初期「青鬼」でさえ怖かった(笑)

シンプルな画面だから、恐怖のタイミング、効果音の演出、意外性、
どれをとっても「初代にして最強」みたいなところあるよ。
それが、ヒカキンさんの実況で「恐怖」がマイルドになっていったんだな。

なんか『ドラえもん』の「ぼくよりダメなやつがきた」を思い出したよ。
青鬼実況のヒカキンさんって、私の「多目くん」なのよ(笑)

ヒカキンさんの初期「青鬼」実況での好きなリアクションは、これだな。

とりあえず何か分からなくてもいいから、27:06からのリアクションみて。
これよ。これが「初期の青鬼」における「ヒカキンの実況」よ(笑)

それで、なによりセンスを感じるのは、ここで切っちゃうのよ、ヒカキン。
マッジで次回、気になるじゃん!(笑)

おかわり! その「おぅわがががが!!」おかわりーー!! って(笑)
それを、手際よく「はい、今日はここまでねー」って切るのよ、この男!
祭の屋台にいた、小学生を相手にする「興行師」なのよ、やり口が(笑)

ヒカキンさん見てると「ここまで怖がらんわ!!」みたいな感じが、
そのうち、確実に「胸の中」に広がるんだよな。
「タメほどビビらねえわww」みたいな、ダメな奴の優越感?(笑)
だけど、その頃には、もう「青鬼」が怖くないのよ。

もちろん「音楽」とか「雰囲気」とかは怖いよ?
いきなりはやめろよ! いきなりは!! って感じも、もちろんあるけど、もし立て続けに、ヒカキンさんの「青鬼実況」動画を見ちゃったら、
もう「ホラゲの入口」に、プラ~ンと立ってんのよ、自分(笑)

そして、ヒカキンの「多目くん感」が、だんだんとだけど、
「ドラえもん」が「配役いれかえビデオ」で諭してくれたみたいに、
自分で「自分だって怖がりだろ」と、自分を客観視し始めるというかね。

ヒカキンさんのリアクションを見るのが楽しみになりつつも、
同時に、しっかりゲームに没入していくというのかな。
これは「自分がまったくプレイしたことのないゲーム」だからこそ、
こういう気持ちになったのだと思う。

「ホラゲ」は「楽しいリアクションを引き出すツール」っていうのかな。
実況者が「ホラーゲーム」を開拓してるんじゃないのよ。
ホラーゲームが「実況者」を育ててるんだよな。
それをセルフで出来る。それがヒカキンさんの実況の力なんだろうな。

実況とホラゲが組み合わさって「エンターテインメント」になっていく。
私がホラゲをしているわけじゃないんだけど、
この「ホラゲを、一緒に怖がるやつがいる」っていう仲間意識というか。
そんなものが、ワーって心に湧き起ってきたんだよね。

最初のうちは「ホラゲでビビるヒカキンさんを、また観たい!」って、
そういうことだったんだけど、それがそのまま、
なんだか「ホラゲ実況」って面白いな! ってなったいったんだよね。

つづく。

最後まで付き合ってくれて、ありがとう。




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