だいすきな推しのこと。
“推し”という存在は、人生をきらきらさせてくれる。
推しを好きでいることで、自分も幸せになれたり。辛いことがあっても、頑張ろうって思えたり。
繊細で脆い自分にとって“推し”は、目まぐるしい日々の支えのような存在です。
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私は小学生の頃から、アニメや漫画が大好きでした。
自分の歴代推しは今でも全て覚えています。
その頃から“推し”の存在に救われてきたんだなぁ。
でも ただ1つ、大人になって気付いたことがあって。
私は どんなに大好きな推しができても、3年半ほどで“好き”という気持ちがふっと冷めてしまうということ。
一般的に言う“冷め期”だと思います。
もちろん嫌いになってしまうわけではないし、買ったグッズだって捨てずに思い出として残してある。でも燃え立つようなこの気持ちは、いつか終わりが来てしまう。
でも、それぞれのキャラにどれも思い出があるんだし、大切なことに変わりはありません。だから今までは別にそれでもいいと思ってたんです。
だけど。
2023年、去年の出来事。
当時、私はSNSの人間関係で悩み 落ち込む毎日が続いていました。辛い日々でした。仕事中に泣いてしまった時もあり、かなりメンタルがやられていたのを覚えています。
そんな時にふと出逢ったのが、現在の推し。
可愛らしい小さな男の子。
今までの私ならあまり好きにならないタイプのキャラクターでした。
私は彼を初めて見た時「天使…?」と口からこぼれたのを覚えています。
眩しい笑顔。まっすぐで澄んだ瞳。なにより、とっても優しい心を彼は持っています。
友達に「ホシノちゃんの推しは おひさまみたいだね」って言われたことがあります。その通りです。それ以上にたとえられないくらいその通りだと思います。
タイミングもあったと思いますが、暗闇から引きずり出してくれたみたいな出逢いでした。
でも、この子が好きだ!と思えた時、同時に私は寂しくなりました。
この子もいつか思い出になっちゃうのかな。
3年半経ったら、このきらきらした気持ちは消えちゃうのかな。
嫌だ。
どうか、どうか君だけは思い出になんてならないでほしい。
この気持ちをどうか忘れないでいたい。
そう思って、私はこのnoteをはじめたのです。
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今まで歴代の推しに対して ノートやら日記やらに愛をつらつらと書いてたことはあったのですが、恥ずかしさからか全部捨ててしまっています。だから鮮明にその時の気持ちを思い出せない。でも書き残しておけば、いつでも思い出せるはず。
どんなに照れくさくても、なにより忘れたくないから。
君のことは、ちゃんとここに残しておきたいな。
出逢ったばかりの時のことをいつか、もうちょっと書けたらいいなと思います。