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映画紹介『マッチング』

はじめまして、映画が大好きな未来です!
今回は2023年2月23日に三連休の初日に公開された映画『マッチング』について紹介していきたいと思います。
この映画は、「ミッドナイトスワン」「サイレントラブ」で知られる内田英治監督が手掛けた、マッチングアプリを主題とした完全オリジナルのサスペンススリラーです。初日興行収入1億3000万円、初登場2位という素晴らしいスタートを切り、多くの方が注目している作品です。

この映画は、マッチングアプリを通じて展開する連続猟奇殺人事件を軸に、恐怖とサスペンスが絡み合う物語を描いています。
しかし、心配されるほどのグロテスクな描写は少なく、映倫区分はGとなっており、どなたでもご覧いただけます。監督の技術により、恐怖は「音」の表現を通じて巧妙に演出され、観客の想像力を刺激します。

私が最も印象に残った部分は、Snow Manの佐久間大介くんが演じる『狂気のストーカー・永山吐夢』のキャラクターです。ピンクの髪を白く染め、奇抜なビジュアルでストーカーを快演した佐久間くんの存在感は、この映画の大きな見どころの一つ。彼の演技には、ある種の拙さがありながらも、空っぽな存在としての永山吐夢を見事に表現しています。

また、この映画はサスペンススリラーとしての側面だけでなく、登場する俳優陣の素晴らしい演技にも注目です。斉藤由貴さんの演技はもちろん、土屋太鳳さんや金子ノブアキさんなど、実力派俳優たちが物語を豊かに彩ります。特に、土屋太鳳さんが演じる「輪花」のキャラクターは、多くの観客が共感し、愛着を持つことでしょう。

映画『マッチング』は、ただのサスペンススリラーにとどまらず、「人を愛するとはどういうことか」という深いテーマを探求しています。観終わった後、友達や恋人、家族と一緒に考察を語り合い、人との繋がりについて考えるきっかけになるでしょう。

そして、内田監督や二宮プロデューサーは続編の制作に意欲を見せています。この映画がさらに多くの方に届き、その魅力を知って頂きたいです。
このブログを読んで少しでも「見てみたい」と思われた方がいれば、是非映館でその目で確かめてください。そして、その感動を周りと共有することで、映画『マッチング』の新たなファンが増えていくことを心から願っています。

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