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優子。

俺の名は山下健一。37歳バツは3つ。兵庫県在住。
職業はリフォームの営業を自営でやっている。
もう一つの職業はプロダーツプレイヤーだ。
ちなみに20歳の彼女が居る。彼女の名前は優子。
四国の田舎から大学進学でこっちに出て来たが大学を中退し、夢である脚本家になる為に違う大学に入ろうとしている。

突然だが、俺には1つ心配事がある。それは優子との関係だ。
若干20歳の優子は正直だらしがない。家の事、食事、人間関係、そしてお腹だ。毎日9%の缶酎ハイを飲む。何度も直すように諭してはいるが、一向に聞き入れない。
最初は注意してみたが、最近新しい感情が出て来てしまった。何故か可愛いと。だらしない所、お腹の肉、その他全てが愛おしく感じてしまう。
たまに見せる生意気な顔。ぶん殴ってやろうかと腹が立つ時もあるが、その生意気な顔ですら愛している。
何が言いたいか?俺が1番末期だって事だ。

そんな優子も4月には四国にある実家に帰ってしまう。一緒に住もうか?と話したものの、あっけなく却下された。この一年は受験勉強に集中したいとの事だった。今時の言葉で表現すると、ぴえん。もしくはかなちぃと言ったところか。
何が言いたいか?それは俺が1番厨ニ病だって事だ。

まだ付き合って3週間。なんだこれは?なんなんだこの感情は。言葉では表現出来ないし、したくもない。
じゃ、何でここに書いてるんだって話。短いようで色んな事があった3週間だった。何度も言うが、ぶん殴ってやろうと思う事は多々ある。夢の為ならどんな事でも応援する。腹の肉がだらしなくても大丈夫。

何が言いたいか?それは俺には優子が必要だって事。

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