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解体・改修工事の今後

早いもので今年も半分が過ぎました。
季節は本格的に暑くなってきますね。もうすでにエアコン無しでは辛いです。
少しでも涼しくなれればとゴーヤの苗を買ってみました。ミニグリーンカーテンになってくれるかな。

さて、先月、講習2日間と最後に試験を受け資格を取得してきました。
「一般建築物石綿含有建材調査者」です。
石綿、いわゆるアスベストは、昭和30年頃から耐火性能を求められる建築材料等に用いられきました。しかしアスベストの暴露による健康への影響が社会問題となり、平成18年9月以降は、建築物には使用できなくなりました。今後の問題として、アスベストを使用し建てられた建築物の耐用年数が過ぎ、解体・改修工事が増えていくことです。
今年の10月以降に着工する解体・改修工事には、この「建築物石綿含有建材調査者」によるアスベスト事前調査が義務化されます。

建材や耐火被覆に使われていたアスベスト
その含有量は段階的に規制されてきた背景もあり、使用禁止になるまでには
長い期間がかかりました。(一部製品の猶予措置が撤廃になり全面的に禁止になったのは2012年)
講義中に何度も講師の先生が仰っていましたが
あくまで法律は性善説に則っているとの事。
使用を禁止したからと、それが施行日からきちんと守られていたか?
含有建材を在庫で抱えていた業者が処分を兼ねて現場で使っていた事例も
あったと考えるのが普通だろうと、、、

今後こういった建築物は耐用年数を迎え解体されて行き
2030年ピークを迎えると言われています。
不用意な解体作業は作業従事者のみならず周辺の住民や通行人にも
健康被害を与える恐れがあります。
また、その影響は長い時間を経て現れます。
正しい知識、技術を持って対応し適切な手順にて作業していけるよう
業界全体でこの問題に取り組んで行くべきだと思いました。

担い手不足で苦しむ業界が、少しでも良くなり
これからの「人財」を守って行けるよう
精進していきます。

東京技能講習会様
勉強になりました!またよろしくお願いします😊

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