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『カササギ殺人事件』(上) アンソニー・ホロヴィッツ 著
STORY
1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執り行われた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけて転倒したのか、あるいは…。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。燃やされた肖像画、屋敷への空巣、謎の訪問者、そして第二の無惨な死。病を得て、余命幾許もない名探偵アティカス・ピュントの推理はー。
作中作の小説を初めて読みました。
とはいえ、そうだったことを忘れて作中作に入り込んでしまった。
その内容は、家政婦の死。
一見なんの怪しむことのない事故死なんだが、疑わしい人がたくさん出てくる。
牧師のオズボーン、アンティークショップの主人、庭師のジェフなど。とにかく恨みを持っていそうな人物がたくさんいる。
そして、屋敷の主人も無惨な死を遂げる。
屋敷の周りで起こる謎に本当に家政婦の死はただの事故死だったのか!?
家政婦も謎の多い人物で、謎の部屋に昔亡くなった愛犬の首輪。
生前の謎の行動。
そして、上巻のラストのピュントのセリフに鳥肌が立つ。
とにかく、不審な行動をする住民がたくさんいるし。何かを隠している住人がたくさんいるしで謎が大渋滞。
伏線はバラ撒かれるだけバラ撒かれた。これをどう回収するのかワクワクさせられる。
下巻につづく。
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