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『オリエント急行の殺人』アガサ・クリスティー著
1934年発表
1974年と2017年には映画化もされた作品
ストーリー
トルコとフランスを結ぶ豪華寝台列車オリエント急行。雪崩で脱線し立ち往生してしまった車内で、富豪のアメリカ人男性が殺される。乗り合わせていた探偵ポアロは鉄道会社の依頼で密室殺人の捜査に臨むが、乗客全員に完璧なアリバイがあった。
最初のあたりで感じた違和感を読んでいく内に忘れて推理してしまった故に驚いた。
あまり推理小説を読んでいないからか、こんな終わり方があるとは思わなかった。
結末に解き明かされるトリック、真犯人に驚き。
犯人のその後に、と2度驚いた。
真実とは正義とはを問われる。
これは本当によく考えたい内容だが、悪は本当に悪なのか?
善は本当に善なのか?この作品は悪を悪として描かれているが、これで本当に良かったのかは考えさせられる。
とはいえ、悪が居るのも真実ではあると思う。
2017年に映画化もされているので映画でも観てみたい。
上記のストーリーは映画からの引用。
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