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脱毛症発症に立ち向かう

約5年振りの大きな脱毛症。
これは円形脱毛症の重度のものなか、多発型脱毛症なのか、全頭なのか。
まあそんな事はどうでも良しとして。とりあえず髪が抜けて行く事がただ悲しい。
そして怖い。何が?
多分人の目が怖いんだ、自分は。

今日床屋行って、坊主にして来た。
先週はまだ辛うじて保っていたけど、もう完全に保てなくなり今日一気に残りの毛を刈った。
あまりにも突然変わってしまった自分に、明日の出社が怖い。不安。
でもここで出社しなかったら、もう会社に行けなくなってしまいそうだ。
多分、怖くても恥ずかしくても立ち向かうしか、克服する方法は無い。
頭で分かるけど、体が強張る。寝られない。
ここ最近体が強張りすぎて、肩が痛いし、内臓あたりも嫌な痛みがある。

恐怖。
勝手に自分の心の中でモンスターを作り出しているだけかもしれない。
でも、怖い。他人の目、蔑まれる事。怖い。

絶望。
これが自分にとっての絶望なのか?
ちょっとしたらきっと治るだろうに、たった数ヶ月ハゲていることが自分にとっての絶望?
何て軽い人生なんだ。

今こうして生きている事、寝れないけど温かい布団で寝られている事、大事な家族がいる事。
こう言う苦しい時だからこそ感じる当たり前ではない日常の大切さ。
自分には感謝すべき事が沢山ある。

心に作り出してしまっているモンスター、消え去って欲しい。
今の自分にとって、心のモンスターが真の敵

俺はエース。誇りとプライドを持ってやって来た。それを髪の毛が無くなったくらいで失いたくない。
髪の毛がなくなっても、自分の価値を証明したい。
絶対勝てる。絶対勝てる。

明日は様変わりした自分を曝け出して、笑いを取ればいい。
気を楽に、安らかに。
この境遇を嘆かないし、誰かのせいにするつもりもない。
乗り越えたい。逃げたい。

脱毛症って、本当に大変。
自分の殻、自分の弱い心、他人からの目を意識してしまう自分の心、本当に邪魔。

明日、気負わず、平常心で行きたい。
まだまだ寝られそうにもない

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