諸々全部すっとばしておばあちゃんとして生きたいという話

チェーンや個人店に関わらず、カフェでぼーっとしたり本を読んだりすることが好きだ。
特に家から一番近いカフェがスターバックスになるので、そこにはよくお世話になっているのだが、そこのスタバは大学生の女の子が多い。

期間限定のフラペチーノを片手に写真を撮りあったり、恋愛話や近況報告に興じている彼女らはキラキラしていて本当に可愛い。
そんな彼女らを見て微笑ましく思う一方、胸の奥が苦しくなるような感覚を覚える。

彼女たちはあんなに可愛いのに、自分はそうではない、と。

もちろん顔立ちだけの話ではなく、彼女らは流行りのファッションやメイクを研究し、彼女らに似合うものを取捨選択しているのだろう。
自分がそういう努力もせず無責任にあの子たちは可愛くていいなあなんて言っているつもりはないのだが、若さが出せる特有のキラキラしたオーラってあると思う。

もうこういうキラキラしたオーラとか美醜とか気にしなくてよくなりたい。
年齢いろいろすっ飛ばしておばあちゃんになってしまえばそういうの気にならなくなるのかな、と冷めたブラックコーヒーを飲みながら思ったのだった。

おしまい

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