苦しむ2023年前半戦楽天イーグルス。貧打に投壊、上がり目はあるのか?

今シーズンはとにかく苦しい東北楽天イーグルス昨年は5月に11連勝なので最大貯金18から大失速で借金2でBクラス転落。貯金18から勝率5割以下でシーズンを終えるのプロ野球史上初めての出来事だった。
そして今年去年の悔しさをばねに巻き返しを図るシーズンだったが、開幕から2か月が経過したがなかなか波に乗れない。
楽天はここまで49試合を消化して18勝30敗で勝率375でリーグ最下位。
交流戦も5試合戦って1勝4敗と12球団ワーストタイ。
なぜここまで苦しんでいるのかチーム成績で分析してみた。
投手陣
チーム防御率は3.60でリーグワースト。先発防御率は3,32でリーグ5位だが救援防御率は3.80で断トツのリーグワーストとなっている。
昨シーズンセットアッパーとして活躍した西口と宮森で合わせて6敗しているのが苦しいところ。二人とも今は2軍で再調整。守護神松井祐樹につなぐまでのリレーが早く確立されてほしいところ。
先発は岸が不調だが、田中将大、早川、ルーキの荘司、則元、滝中 この5人は試合を作る投球をしているのは確か、ただ中々打線の援護の無さと中継ぎが追い付かれたりで勝ち星に恵まれない。
打撃陣
チーム打率、得点、安打、得点圏打率、犠打成功率、出塁率、長打率、OPS
ほとんどの項目でリーグワーストとなっている。ホームラン数はリーグ3位だがほとんどがソロなのであまり得点に結びつけてない。
スタメンで出てる選手の打率を見ると240すら超えてる選手がほとんどいない。昨年まで主力だった浅村、島内、岡島、茂木、鈴木大地、辰巳、小深田
全員が揃いにも揃ってここま調子が上がらないとは監督もコーチもファンも流石に想定外だっただろう。涌井とのトレードで加入した阿部も新外国人のフランコもここまで期待通りの働きとは程遠い。

現状を打開したいところだが、主力の復調をいつまでも期待してしまったら、すぐに今シーズンは終わってしまう。投打とも起爆剤の選手が欲しいところだ。




















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