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居酒屋のマスターが教える超絶簡単レシピ 『レバニラ炒め』

 自分は居酒屋を経営しながら作家業を営んでいる者です。
 本日は誰でも作れる超絶簡単レシピをお教えしようと思います。
 しかも、調味料などをいちいち合わせたり新たに買って来る必要は一切ございません。
 手抜きレシピでありながら誰でも簡単にプロ並みの料理を作ることが可能です。
 では、まずは以下の材料をご用意ください。

【超絶簡単レバニラ炒め・材料 2~3人前】

1,レバー→豚でも鶏でもお好きなものをご用意ください。200~300g程度。
2,ニラ 一束
3,玉ねぎ一個
4,しめじ 二分の一個
5,赤ピーマンor赤・黄パプリカ→あればで構いません。あれば彩りが綺麗になります。
6,水溶き片栗粉 適量
7,冷蔵庫の中に入っている余りの焼肉のタレ

 以上。

 それでは、下ごしらえのご説明をさせていただきます。

【レバーの下処理→簡単に臭みを取る方法】


 
 ネット上でも掲載されているレバーの下処理で一般的なのは一口サイズに切ったレバーを牛乳で漬け込んで臭みを取る、という方法がございます。
 これは別に間違いでもないですし、効果的な方法ではございますが、それですと牛乳が勿体ないように思えますので今回は使用致しません。可能な限り節約するのが目標ですので、お家にある牛乳は普通にお飲みくださいませ。
 今回、レバーの下処理に使用しますのはただのお水です。
 そんなんでレバーの臭みなんかとれるわけないでしょう? と思うかもしれませんが、嘘ではございませんので。
 今回使用するのは豚レバーです。
 スライスしたものでも塊でも構いません。
 レバーを一口サイズに切った後、水を張ったボールにそれを投入してください。
 それでレバーの血抜きをすることが出来ます。
 何度か水を替え、水が透き通りましたらザルに上げ水をお切りください。ここで十分に血抜きが出来なかった場合、仕上がりが汚くなってしまいますのでご注意を。
※15分に一度水を替える×3回程度で大丈夫です。

 次に鍋にお湯を沸かし、血抜きを終えたレバーを茹でてください。これで臭みは完全に取れます。
 レバーには出し汁になるような旨味成分は含まれておりませんので、茹でてしまっても問題はございません。むしろ完全に臭みが取れて美味しくなります。
 ここでどのくらい火を通せばいいのか?
 すぐに食べるのであればガッツリ火を通してください。冷凍保存する場合は7割程度火が通ればちょうどいいでしょう。
 写真のように一口サイズですと5分程度で完全に火が通ります。
 火が通りましたらザルに上げてください。
 これで下処理は完了です。
 下処理済みのレバーは冷凍保存が可能です。多めに下処理をして冷凍保存しておけば、次回は更に時短節約することが可能になります。
 冷凍保存する場合は、100gくらいずつラップに包みフリーザーバッグに入れてください。1~2週間程度なら美味しさそのままで保存可能です。

【調理方法】

 では調理に入ります。こちらも簡単。
 ニラはざく切りにし、玉ねぎは適当にスライス。シメジは適量をばらす。赤ピーマンor赤・黄パプリカはお好きな形にカット。
 これで下ごしらえは終わり。
 お次に火を入れていきます。滅茶苦茶簡単です。
1,フライパンに油を引き、レバーを炒める。既に火がガッツリ入っているので炒める時間は適当で。
2,シメジ→玉ねぎ→赤ピーマンor赤パプリカの順で炒める。
3,2の具材に火が入りましたらニラを投入。
4,ニラがしんなりし始めたら冷蔵庫の中に入っている余った焼肉のタレを入れて火を入れる。
5,味見をして味が濃いと感じたら水かお湯を適量入れて味を調える。
6,水溶き片栗粉で軽く固める。
7,お皿に盛りつけて完成。


 以上が超絶簡単レバニラ炒めの作り方になります。
 
 応用としましては、鶏レバーの焼き鳥を作る際も同じ下処理をしてください。下処理をした鶏レバーを串に刺し、塩コショウをふりかけ表面を軽く焼いただけで臭みの無い美味しい鶏レバー串を作ることが可能です。

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