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~次世代バーチャルライブ空間 「vortex」 建設プロジェクト~  "手を取ってひとつになる"

 2022年2月28日~2022年3月31日の期間で開催されたCF
"次世代バーチャルライブ空間 「vortex」 建設プロジェクト"
こちらに参加した体験記や感想などを綴ろうかと思います。

次世代バーチャルライブ空間『vortex』建設プロジェクト

 2022年2月28日 Virtual音楽ユニット『エルセさめのぽき』と所属するクリエイティブスタジオ『ProjectBLUE』から超重大発表が告知されました。

これまで多くのVtuberライブ事業に携わってきた『ProjectBLUE
 その中で経験してきた、「多くのVtuberが満足にライブをすることができない」という問題に対して、"Vtuberにとって最高のライブステージ"を建設し、"未来"を創る
そんな熱い想いを語っていますので配信をご覧ください

 CFは2022年3月27日に100%を達成、終了日の2022年3月31日には150%到達、支援者853人の大成功となりました。


「エルセとさめのぽき」 の楽曲タイトルを決める権利

 今回支援した中で「命名コース」の企画に参加したのでその体験を少し話そうかと思います。
「命名コース」がどんな企画かは下記に記します。
簡単に言うと、制作状況を共有しつつ楽曲のタイトル決定する企画となります。

「エルセとさめのぽき」の新曲タイトルを決めることができる権利です。
※楽曲タイトルは「エルセとさめのぽき」が複数提案した中から、あなたに最終決定をしていただきます。

ProjectBLUE_2018 "次世代バーチャルライブ空間『vortex』建設プロジェクト
" https://camp-fire.jp/projects/view/546796

1st step デモ音源

まず最初に送られてきたのが、
・デモ楽曲
・歌詞
・タイトル2種類
となります。

 デモ音源を初めて聴いたまず思ったことは、「この曲でよかった」の一言でしたね。もともと、命名する楽曲はレコーディング見学の際に披露された曲の予定でした。そこで披露されたのが「宇宙の花」でした。 実は新曲2曲あるのでせっかくなら披露していない曲でやりたいとの申し出によりこちらの楽曲に変わったんですよ。「宇宙の花」ももちろんいい曲なんですが、あちらは「星詠みの唄」のアンサーソングということで、エルぽきを象徴するような曲なので荷が重いと言いますか、まぁそんな感じでした。
それに対して、「声の海」はエルぽき「が」歌う曲ではなくて、エルぽき「と」歌う曲だなという印象でした。     『ProjectBLUE』の仲間である「しゅがーぐらいだー」や、「まなせゆあ」、「edgger」がいて、Vtuberの仲間たちである「MaiR」や、「somunia」、「朝の瑠璃」、そして私たちニンゲンさん、そんなエルぽきが紡いできた「繋がり」が一堂に会するような情景が思い浮かびました。まさに、エルぽきを中心とした大渦『vortex』のアンセムと言える曲ではないでしょうか。
 さて、楽曲名の選択しですが提示されたものは以下となります

楽曲名に関しては以下の2パターンからお選び頂く形になります。

===

声の海
声の詩

===

現状DEMO段階となりますので、音源の更新など随時ご連絡して参ります。

ProjectBLUE_2018 DMより一部引用

 すでにvortexのオープニングライブや1stEP 「UNIVERSE FANTASY」で楽曲をお聴きした方はお気づきかと思いますが、
「声の海」は1サビに「声の詩」は2サビの歌詞にそれぞれ入っているんですよね。1サビに「声の海」って歌詞が出てきたのでこちらが正解かと思って聞いてたら2サビで「声の詩」の歌詞が出てきたので頭を悩ませましたね。実際この段階で選択肢が出てくると思ってなかったのもあって、ここでは保留でしたね。あーでもないこーでもないと歌詞の解釈などしながら四六時中デモ音源聴く日々でした。

2nd step エルセrec_ver

 次の進捗として、エルセちゃんがレコーディングした生の音源とこの曲について語っているトーク音源を頂きました。エルセちゃんの歌になるとエルぽき色が強くなるんですよね。ぽきさんの仮歌は物語を歌ってるようで曲中の登場人物は誰でもない感じがするのですが、エルセちゃんが歌うと一気に物語の主人公がエルセちゃんになるんですよね。地上に憧れていたエルセちゃんがぽきさんやProject BLUEのメンバーと出会い「BLUE」という声を発信する。それが、多くのニンゲンさんに繋がって歌だった声が「ライブ」になり、仲間とつながり、「vortex」という大きな声になった。そんな今まで築いてきた繋がりへの感謝とこれから紡ぐ絆への思いを込めているように感じました。
  さて、音源に関してはデモ、バンド音源と来てrec音源と着実に完成品に近づいてるのを実感できてとても面白いのですが、問題はエルぽきのトークですね。前半は楽曲の説明やら、聴いた感想を語っているんですが後半が…。 簡単に内容を語ると、ぽきさんは今回の楽曲タイトル「声の海」/「声の詩」に関してはどちらでもいいように曲を作ったと。なので、どちらに対してもフラットな気持ちでいると語ってるのに対して、エルセさん、エルセお嬢様がね!!!もし、この音声を聴いて直観だけで曲名決められる人がいるなら会ってみたいわ!!!!!!その後もぽきさんが茶化してるのを受けて無自覚に圧かけて来るし。。。この音声を聞いてもらってこの私の葛藤を共感して欲しいとも思いますし、これも特権として一人で楽しむものだとも思うし複雑な気持ちになりましたね

3rd step 音源

 最終ステップは完成形の音源となります。 早くライブで聴きたい!!!感想はこれ一択ですね。 ライブ音楽として強すぎる楽曲。 サビの「手を取ってひとつになって~」ここでペンライトノシノシ振るんじゃなくて、『星詠みの唄』で右手突き上げるみたいにもっと盛り上がる何か欲しいなと思ってたら、やっぱり振り付けが来ましたね。エルセダンスの振り付け動画shortでもいいので出してくださいお願いします。

4th step 楽曲名決定

 最終版の音源を頂きましたのでいよいよ楽曲名決定となります。結論から言いますと既に発表されています通り『声の海』を選びました。理由としましては、今回のイベントをvortexプロジェクトの一環ととらえたからです。
 『声の詩』にはライブの印象が強いと言いますか、「今、ひとつに繋がっている」感じがするんですよね。例えば合同ライブなんかだとエルぽきのことを知らない人ももちろんいるわけですよね。ただ、「星詠みの唄」になると「はい!はい!はい!」ってコメントが「うぉーおーおー」一色になるし、現地ではみんなして手を突き上げる。その瞬間の興奮といいますか、同じ空間・同じ時間で同じ想いでいる。そんな「繋がったこと」という印象が強くなるなぁと。 この曲がエルぽきのワンマンライブで披露する新曲なら「声の詩」を選んでたと思うのですよ。
 逆に『声の海』は「繋がっていること」の印象が強く感じたんですよね。CF支援した人の中には言い方悪いですが、エルぽき興味ない人もいてライブ見てない人も大勢いるでしょう。ただ、自分の推しが宣伝してたとか、たまたまCF見かけてって理由で支援した人も大勢いるでしょうからね。他にも理由があって実際に支援できなかったとかライブ見れなかった人ももちろんいるでしょう。じゃあ、こういった目に見えるアクションが出来なかった人とは繋がってないのかって言ったらそんなことないよなって。ライブ行ったりコメントしたり、目立つ推し方の他に、目に見えない声に想いを込めてる人たちもたくさんいるんですよね。それが海みたいだなと思いまして。海って嵐のように荒れ狂ってても、別の場所では穏やかに波打ってる。それがどこかでは絶対に繋がってる。まるで、それぞれの距離感をもって推してるファンみたいだなと考えたら、「声の海」の方がしっくりくるなと感じたのでこちらを選ばせてもらいました。 ファンじゃないとか、支援してないとか、新参だとかそういっためんどくさい言い訳を置いといて「vortexいいなと思った」人たちの想いが紡がれた場所であって、「vortexに立ちたい/立ってほしい」人たちの想いで広がっていく場所であって欲しいなと、そして、「vortexでライブするなら『声の海』いたいよね」って今後vortexでライブする人たちが想ってくれると嬉しいなといった私の願いですね。

━━"あなたの「推し」が一番輝けるステージ"

プロジェクトの本命である"次世代バーチャルライブ空間 「vortex」ですがこちらは完成し、2022年10月4日から8日の5日間にかけてのオープニングライブが開催されました。
現在はDAY5のみ冒頭部分がエルセとさめのぽきyoutubeチャンネルにて、ご視聴いただける形となっております。

 エントランスからOP映像にぜひ注目して頂きたい。まさに多くのニンゲンさんの声が集まって出来た「vortex」を象徴したものとなっています。
 そして、ライティングやカメラスイッチングといったライブ演出のすばらしさ。これは言葉で語るよりかは自分の目で観て体感して欲しい。
 まさに、ここはVtuber・Vsingerが「あなたの推し」が輝く場所です!!!

 残念ながら公開されてるのは冒頭のみのため「声の海」は見れないのですが、楽曲自体はサブスク公開されたfirst EPより聴けますのでこちらも是非お聴きいただけると嬉しいです。

最後に

 今回、楽曲命名という制作に携わる貴重な体験をさせて頂きました。最初は他の人がどう思うかとかいろいろとごちゃごちゃと考えて頭抱えてましたが、エルぽきの二人から妙なプレッシャー掛けられたりしてめんどくさくなったので止めました。私自身がvortexプロジェクトに期待した想いから決定させて頂きましたが、皆さんいかがでしょうか?「声の海」気に入っていただければ嬉しいです。
 改めて今回素敵な企画に参加させてくださったエルセちゃん、ぽきさんありがとうございました。正直ぽきさんが「誰も買ってくれないかも」ってへらってたのにイラッと来たから……冗談です、vortexの話を聞いてわくわくしたので出せる全力出した結果このプランだっただけです。結果とても貴重な楽しい体験をすることができました。
 最後に、ここまで感情文にお付き合いくださった読者の皆様、ありがとうございます。きちんとした文章で書こうと思ったのですが、あまりきちんとした文章ですと、今回の体験での想いがうまく書けないなとなったので感情文となってしまいました。拙いものでしたが最後まで読んでいただいき、多大なる感謝申し上げます。(アリアダイン@BushinSoukou)

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