Mi

アメリカの大学1年生 日常の体験と小説を書くのが好きです

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最近の記事

短編小説 置いてかれたハイヒール

真夜中、走りぬける中、ただハイヒールの音と地面が乱雑に当たって響く。 恥ずかしい。恥ずかしい。 なんて事をしたんだ。 すべてが私の勘違いだったなんて。 私は大学に入ってからも、友達があまりできない中、気さくに話しかけてくれてた先輩が気になってた。先輩を見かけるだけでも嬉しかった。 そして先輩と1ヶ月ほぼ毎日連絡することが私の楽しみになってた。 そんな中、勇気を出して、先輩を食事に誘ってみた。 食事は盛り上がり、帰り際、私は2回目に会えないか、聞きかけた時、 「ごめ

    • 失恋したり、大切に扱ってくれない人たちと関わった経験があったからこそ、今、自分を大切にしてくれる人たちに感謝できる気がするんだ。

      • 短編小説 きみに渡せなかったアーモンドチョコ

        あの時、きみに渡せてたら違ってたのかな。 いや、結局は同じ未来だったのかな。 そう考えてる自分も嫌になっちゃうよ。 最後に君と出かけたあの日、帰る前に、写真を撮ろうって言ってくれて撮ってくれた。 一緒に出かけてる間も、きみは道路側を歩いてくれようとしたり、荷物を持ってくれようとしたり、最後見送りをしてくれたり、最初から最後まで優しかったよね。 そんなきみに、私の想いを伝えたくて、 バレンタインの日に告白をしようと思った。 以前、電話越しで何気なくアーモンドが好き

        • 英語詩 Awakening -覚醒-

          I hear I told myself how I could do illogical acts. Why am I doing things opposite to my desire? My inner darkness overwhelms me to give up on everything I want. You cannot do this; there are already people much better than you. Why are you

        短編小説 置いてかれたハイヒール

        • 失恋したり、大切に扱ってくれない人たちと関わった経験があったからこそ、今、自分を大切にしてくれる人たちに感謝できる気がするんだ。

        • 短編小説 きみに渡せなかったアーモンドチョコ

        • 英語詩 Awakening -覚醒-

          小説 「恋愛をしなくていいこの世界で、私は君と恋をしたい」

          これは最期の春になる。 そんな限られた世界の中でも、私は君と恋をしたい。 私は、心を閉ざしていた。人に恋に落ちるなんて、そんなものは私の世界に存在しなかった。 でも、君が現れてから、どれだけ世の中が変わっただろう。 きっと君は私への最初で最後の贈り物なんだ。 「残念ですが、さやさんは、1年以上生きることができません。」 その言葉を病室で聞いたはずだった私は、気づいたら海岸にいた。幼い頃から、私の誕生日のときに家族でいった場所だ。 18歳の誕生日の今日、15歳のとき

          小説 「恋愛をしなくていいこの世界で、私は君と恋をしたい」

          さようなら、過去に執着してた私

          過去と未来、どちらによく目を向けますか? 私は、この人しかいない!と思って過去に好きだった人に執着していた。 でも、それはその人がいないと幸せになれない、という自分の隠れた思いを肯定していた。 だから、私はその人がいなくても幸せになれるという気持ちを持つために、大学のキャンパスで気になっていた人に思いっきり話しかけてみた。 相手も優しく対応してくれて、少し雑談ができて嬉しかった。 その後、過去に好きだった人に執着してた自分に対する首の紐が解けていった気がした。 今

          さようなら、過去に執着してた私

          もっと女性が活躍できる世界に

          私の祖母は、他人の幸せを一番に願える、献身的な女性で、決して弱音を吐かない忍耐強い祖母だった。 朝5時に、みんなのための朝ごはんを作り、8時くらいに、母のためにコーヒーを作ってくれる。 昼になると、孫の私やきょうだいなど、母と父、祖父の全員分の料理を作ってくれた。 食べ終わった後、食器を下げる時、祖母にごちそうさまと言った。 元気に生活をして、そして家族に感謝をする。 それが、小さい頃の私にとって祖母に唯一貢献できることだった。 祖母は、非常にストイックで、自分よ

          もっと女性が活躍できる世界に

          夢中になれるものができたら人生が楽しくなってきた

          夢中になれるもの、それは心にあった傷でさえ忘れらさせてしまう薬かもしれない。 「悩んだ時は、忙しくしたらいいよ。」 そういう助言をいただいたことがあり、忙しくしてみたけど、ただ、膨大なタスクを自分に課すだけでは、充実感がなかった。 そんな中、私は夢中になれるものを見つけた。 それは、大学の課題だ。 古典の授業で、ギリシャ神話を学んだけれども、意味がわからなくて、YouTubeで解説してる動画を見た。すると、思うよりのめり込んだ。 古典の勉強が一番億劫だった。 だ

          夢中になれるものができたら人生が楽しくなってきた

          恋愛の先にある別れ

          恋愛が始まると、先には、別れか、結婚があるように感じる。 失恋の経験から、そう学んだ。恋愛はそんな儚く終わるものだと。 私が経験した恋愛の流れは、 出会い、相手からの緊張感を感じるくらいのなれない距離感でも、LINEのやりとり続け、通話をし、そして二人ででかけに行くことだった。 私は、その人が運命の人だと思ったくらい、最高の人だと思った。 しかし、相手にとってはそうではなかったのだろう。 徐々に疎遠になっていき、いつの日にか、LINEが数日間も返ってこなくなっていた

          恋愛の先にある別れ

          18歳の私の夢

          それは、 アメリカの大学在学中に、起業をして世界に貢献できる会社を作り上げること。 どこからきた自信かわからないけれども、 本当にできる。 未来の自分、待っててほしい。 今、頑張ってるから。

          18歳の私の夢

          失恋したけど、もう何も怖くない

          一度、自分の意志で「この人にアプローチする、もしだめだったらまた新しい縁を大切にしよう。」と決めて、行動すると、失恋しても何も怖くないことに気づいた。 遠回しに断られて、自分で失恋を自覚した瞬間は、正直悲しかった。 でも、行動した結果がどうであれ、私は行動したことに変わりはない。 自分の感情に素直になって、行動した。だから私は何も後悔していない。 失恋をすることは、一見可哀想に見えるかもしれない。 でも、私は、何も失わなかったと思っている。 でも、相手は一つ失った。相手

          失恋したけど、もう何も怖くない

          アメリカの大学生による、10月にこれやる宣言

          こんにちは、アメリカの大学に進学している1年生のMiです。 9月末から進学して、大学生活にもそろそろ慣れてきた(?)ところです。 先日、初めてのテストがあり、友達とたくさん勉強したはずが、なかなか結果に出ず、悔しかったです。 生活面では、学期が始まって以来、勉強が忙しく、趣味や人との交流活動があまりできていないと感じています。 その状況を変えて、成績向上と人との交流を増やすのを目標に、10月にすることは、 1. 勉強(一日5時間以上)- 今取っている生物、心理学、英語

          アメリカの大学生による、10月にこれやる宣言

          ストレスは無知と相関してるのかもしれない

          なぜか、ストレスを感じる。それは無知が相関しているのかもしれない。 ストレスの解消法に対する”無知”の状態から、広く知識を持つ状態になると、ストレスが少しでもなくなるかもしれない。 そこで、ストレスを解消する方法についての三つの主要なアプローチについて個人的な予測をしてみた。 思いっきり泣く: これを思いついたのは、自分自身の悲観的な考え方が多く、疲労が頻繁に出てしまう性格からだ。失恋の際には、自分から縁を切ることを検討し、その辛さから泣くことを選択した。けれども、現

          ストレスは無知と相関してるのかもしれない

          気になってた人との縁を切ること

          大切なものに気づくには、今大事だと思うことを疑って、手放すことなのかもしれない。 今日、気になってた人と縁を切った。 その人が行く大学に落ちて、違う大学に通うことになったが、たびたびあちらから連絡が来ていた。 大学に進学する前に、一度、ご飯に誘われたのもあり、友達とはいえるほどの十分な関係だった。 しかし、その人の隣の部屋に住む他の女子大学生とその人が仲良いことを知った。 そして突然私は、現実を叩きのめされた。 その人が行く大学には入れなかった。 その人たちとは縁

          気になってた人との縁を切ること

          たったの18歳が完璧を求めていたんだって。

          「努力をすれば、報われる。」 いつの日か、この言葉が頭に刷り込まれていた。 誰がそんな綺麗事を広めたんだろう。 それは結局は、努力×運が良かった人が作った言葉なのじゃないか。 もちろん、成功した人は全員努力をしてる。 しかし、光があると影があるように努力をしても、失敗する人もいる。 思ったリターンが返ってこないことだって満更だ。 そんな時、自分が嫌になり鬱気味になった。 頑張った努力は無駄なんじゃないかって泣きたくなる。 でも、思うような結果が出なくても、

          たったの18歳が完璧を求めていたんだって。

          依存は、心の穴埋めだった

          どうして私は恋愛をすると、いつも考え過ぎて落ち込むことが多いのだろう。 恋愛を重ねて、考えていくうちに、自分が恋愛依存していたと気づいた。 じゃあ、なぜ恋愛に依存していたのだろうか。 それは、今まで周りの目を気にし過ぎて、自分の幸せを他人に任せていたことが発端だった。 やがて、自分のやりたいことから目を背けて、無難に生きて、自分の人生と向き合えてこなかったから、生きがいを感じなかった。 せめて恋愛で生きがいを得ようと必死になったんだ。 生きがいという私の心にあいた

          依存は、心の穴埋めだった