定期試験 模擬試験を活かした勉強法

「よく勉強をしなさい」と言われますが、結局何を勉強すればよいのか
分からない人は多いように思います。
勉強の仕方は人それぞれのため、一概にこの方法をやりなさいということは言えませんが、
ひとつも方法を提示されずにただ「勉強をしなさい」と言われても困ると思います。
 
そこで、今回は自分なりに勉強をしていく流れを考えてみました。
ポイントは、「定期試験と模擬試験を有効活用することです。」
 
使う教材は3種類です。
1つ目は学校で配布される教材。つまり、教科書と学校指定ワークです。
2つ目は市販で売られている標準レベルの問題集。
そして3つ目は模擬試験および入試の過去問です。
2つ目と3つ目に関しては、個人で用意してください。
 
定期試験とは「その単元の基礎力を確認する試験」です。
勉強するたびに定期試験は行われるわけなので、
そこで必ずそこの基礎力を身に着けていく方が効率的です。
 
授業があるたびに、教科書とワークで復習を行い、
テスト2週間前からは標準レベル問題集を解いて、しっかり基礎力を身に着ける。
そして、定期試験で基礎力が正しくついているか確認しましょう。
 
定期試験を受けた後にできていなかったところがあれば、
そこは基礎力が不足しているところになります。
まったくできていなければ教科書とワーク、ややミスしてしまった場合は標準問題集で復習をおこないましょう。
 
くり返しになりますが、定期試験を利用して、自分に基礎力がついているかを理解し、
必ず基礎のこぼれがないような状態にしてください。


 
模擬試験とは「入試問題に対する応用力を確認する試験」です。
2-3か月おきに行われる (受験生はほぼ毎月ですが) 模擬試験で、
入試レベルの問題を解けるか確認しておきましょう。
 
定期試験で身につける「基礎力」と入試問題で問われる「応用力」は異なると
考えてください。定期試験では点数を取れるが、模擬試験だとなかなか点数を取れないという方はよくいますが、それは求められているものがやや異なるからです。
 
まずは模擬試験が行われる前に、一度模擬試験の過去問を解いて、応用力を身につけていきましょう。そして実際に模擬試験を受け、そこでさらに応用力の確認をしてください。
 
模擬試験でうまく点数がとれなかったところは、基礎力が取れていない部分になるのでそこは再度、教科書/ワーク、標準レベルの問題集を用いて復習をしてください。
 
 
定期試験で基礎力をつけ、模擬試験を通して応用力を身に着けるという流れがよい流れであるように思います。

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