『霖雨の候』
なかなか梅雨入りしないまま、じめっとした日々が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
こちらの地方では、昨夜からシトシトと降り出した雨が、正午を迎える前には強く降り出しました。
・・・と、硬い出だしはここまでにしとこ。
こんにちは。こんばんは。
この時期になると、「雨にちなんだ言葉」を調べたくなる『よ。』ですよ。
彼女は言った
「6月は何がある?」
安易なぼくは、「雨」というキーワードが「いの一番」に浮かんだわけ。
そういう(どういう?)ことで、
本日は
#クロサキナオの2024JuneJaunt
参加記事でーす。クロサキさんのイベントにお邪魔しますよー。
(本当は、梅雨入りしてから書きたかったけど、なかなか梅雨入り発表されん!待ってたらイベント終わっちゃう!フライング気味だけど、いくぞ~。)
テーマは『雨」
「ながあめ」と「つゆ」を調べてみたよ。
「こんな言い方があるんだなぁ」くらいの感覚でどうぞ✨
さてさて、みなさん。
「ながあめ」という字を知っています?
「つゆ」は知ってる人も多いと思うんだけど、調べると「ながあめ」にも表現があるんだよ。
しかも「ながあめ」って一文字でも書けるんやで。
では、いってみよー。
意外なあの字が「ながあめ」なんです
「霖」 【音:リン 訓:ながあめ】
「潦」 【音:ロウ 訓:ながあめ、にわたずみ】
「淫」 【音:イン 訓:みだ‐ら 表外:ながあめ etc.】
まさか、「淫」が「ながあめ」とは・・・。
しかも、作物に被害をあたえるってまた、やらしいなぁ。
ほかにも、「雨かんむり」に「淫」を組み合わせても、「ながあめ」って言うんやって。
こっちも「長く降り続く雨」を言うんやけど、「10日以上降り続く雨」という意味もあったよ。
降り続く長さによっても、表現の仕方が変わるんやね。
「つゆ」を表す言葉も・・・。
では、「つゆ」はどうでしょ?
いちばんに浮かぶのは「梅雨」やよね。
ぼくも、そうなんだよ。というか、それしか出てきませんでした。
「梅雨」 (つゆ・バイウ)
「黴雨」 (つゆ・バイウ)
カビが生えやすいからって、この漢字使って梅雨。たしかに、そうなんやけど。というか、勉強してたのに忘れてたよ・・・この漢字。
お次は、梅雨を表す表現を。
「五月雨」 (さみだれ・さつきあめ)
これは、有名じゃないかな。
「五月雨を あつめて早し 最上川」
「五月雨を 降り残してや 光堂」
松尾芭蕉の俳句(奥の細道)で印象的なんじゃないかな?
「梅霖」 (バイリン)
こちらは、「梅雨」と同じ意味やね。梅(雨)のころのながあめ(霖)。
番外編「なんと読む」
「入梅」 (ニュウバイ・???)
「ニュウバイ」なんやけど、別の読み方があるって知ってた?
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答えは
「入梅」 (ニュウバイ・ついり)
「いりつゆ」じゃないんやね。
そういえば、某漫画のあの娘の名前『栗花落(つゆり)』も、「つゆいり」を表す言葉みたいやね。
栗の花の落ちる時期が梅雨の時期なんだとか。
もうひとつの「霖雨」
こちらは、ぼくの趣味になるんですが。
(同じ世代くらいならわかる・・はず・・かな?)
アコーディオニストのcobaさんの楽曲に、「霖雨(リンユイ)」という曲があるんやけど。
この曲が大好きなんだ。
「おしゃれカンケイ」で使われていた曲なんだよね。
もちろん、16小説のLOVE SONGで使われたあの曲「過ぎ去りし永遠の日々」も大好きなんやけど。
「霖雨」は、いまでも聞き続けている楽曲のひとつやね。
ということで、どうでした?
初めて、こんな長い記事書いたかも。
読みにくかったらごめん。
しかし、漢字を調べてるといろんな表現があるんやなと思ったよね。
いま、漢字検定1級の勉強中なんやけど、たまにこうやっていろんな言葉を探してます。
さいごに、
まだまだこれから雨が降り続く時期となりますが、みなさまもお体にはお気をつけくださいませ。
では。また別の記事で。
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☔️この記事はクロサキナオさんの企画参加記事です☔️
#クロサキナオの2024JuneJaunt
https://note.com/kurosakina0/n/nc219c459e047
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